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麻しん・風しん対策

群馬県では、麻しん・風しん対策として以下の取組を行っています。

群馬県風しん抗体検査事業

 県では、先天性風しん症候群の発生の防止及び風しんのまん延防止のために、平成26年度から風しん抗体検査費用の助成を行っています。
 対象者は、県内に住所を有する方で、妊娠を希望する女性とその同居者及び風しんの抗体価が低い妊婦の同居者です。
 詳細は群馬県風しん抗体検査事業のページをご覧ください。

麻しん・風しん対策会議

 「麻しんに関する特定感染症予防指針」(平成19年12月28日付け厚生労働省告示第442号最終改正平成31年)及び「風しんに関する特定感染症予防指針」(平成26年3月28日付け厚生労働省告示第122号最終改正最終改正平成29年)に基づき、群馬県麻しん・風しん対策会議が設置されています。

目的:麻しん及び風しんのまん延防止のために関係機関の連携を強化し、積極的な取り組みを図ることで、県民の健康を守ることを目的とする。

委員:県、市町村、医師会、学校、労働関係の関係者等

所掌事務

  1. 麻しん及び風しんについての正しい知識の普及
  2. 95%以上の定期予防接種率の達成とその維持のための対策
  3. 積極的な感受性者対策及び任意接種の推奨
  4. 麻しん及び風しん発生時の公衆衛生対策の検証
  5. 麻しん及び風しん排除とその維持に向けた活動方針の決定、実施市町村等への支援、評価、提言

令和元年度群馬県麻しん・風しん対策会議

概要

日時:令和元年7月3日(月)19時~20時30分
場所:県庁295会議室
出席者:委員13名、事務局6名 計19名

議事

麻しん及び風しんの発生動向について

麻しん・風しんの特徴、患者報告数の推移、成人男性に対する風しんの追加的対策について、事務局から説明。

小児に対する第1期・第2期定期予防接種の実施状況について

平成30年度における第1期(1歳児)、第2期(小学校就学前1年間に相当する児)の定期予防接種率、市町村における接種率向上の取組について報告。

各機関の取り組み状況

各委員から所属における昨年度の取組と今年度の取組予定について報告。

令和元年度群馬県麻しん・風しん対策会議の取り組み

麻しん・風しん対策会議の所掌事務に沿って、事務局から今年度の取組を提案した。一部修正の上、以下のとおり取り組むこととした。

  1. 第1期・第2期定期予防接種について、95%以上の接種率を維持する。
    • 接種率の低い市町村に対する支援、助言
    • 第2期未接種者に対する勧奨の強化
  2. 成人男性に対する「風しんの追加的対策」を推進する。
    • 対象者に対する事業周知
  3. 任意接種の啓発を強化する。
    • 医療関係者、児童福祉施設等職員、学校等職員、海外渡航者、公共交通機関、観光業関係者に対する予防啓発
    • 妊娠希望女性及びその周囲の者に対する風しん任意接種の啓発強化
  4. 平常時から患者発生に備える。患者発生時は迅速に対応する。
    • 疑い段階からの情報収集
    • 遺伝子検査による確実な診断
    • 麻しん患者発生時の感染拡大防止措置の強化(患者行動歴の公表、地域医師会等への迅速な情報提供)
  5. 麻しん・風しんに関する正しい知識を普及する。
    • 外国人労働者受入れ企業に対する予防啓発
    • 職場における感染予防対策の周知
主な意見・質疑の概要
風しんの追加的対策について

○委員:風しんの追加的対策について、今年度の対象者は群馬県内にどれくらいいるのか。
事務局:今年度、優先的にクーポンが発送される世代(昭和47~54年生まれ)の男性は、約10万人いる。

○委員:今年度は昭和47年4月2日~昭和54年4月1日生まれの方にクーポンを発送している。来年度のクーポン券発送対象者を市町村に対して早期に示すよう、厚労省に伝えていただきたい。来年度当初予算編成のためには、8月には対象者を示していただきたい。また、実績報告様式を早期に示すよう、併せて厚労省に要望していただきたい。
事務局:市町村が円滑に事業を進められるよう、機会をとらえて厚労省に要望する。

○委員:市町村別の検査実施数、予防接種者数について、情報提供いただきたい。
事務局:市町村別の実績は、事業の進捗状況を知る上で重要なデータと考えている。集計後、県医師会や各市町村と共有したい。

定期予防接種の実施状況について

○委員:「未接種者への勧奨無し」の市町村と、95%を下回った市町村は一致しているのか。
事務局:第1期では、未接種者への勧奨をしていないところが6市町村あった。このうち、1村は接種率が95%を下回っている。その他の5市町村は接種率が95%を超えており、1歳になってすぐ接種している児が多いと考えられる。第2期では、1村1町が未接種者への勧奨をしておらず、接種率95%を下回っている。ただし、町村内の対象者数が少ないため、1人接種していないだけで接種率が急激に低下することがある。
○委員:予防接種率はどのように計算しているのか。
事務局:第1期は平成30年10月1日時点の1歳児の人口、第2期は平成30年4月1日時点の人口を「対象者数」としている。また、平成30年4月1日~平成31年3月31日までに接種した者を「接種者数」としている。転入が多いと接種率が100%を超えることがある。

各機関の取り組み

○委員:ベトナムなど、外国から交換留学等で来日する方が増えている。外国人にも確実に情報が届くように御配慮いただきたい。

○委員:海外から訪れる方が増えているので、宿泊施設や鉄道関係者等、観光業の方に対しても任意接種の啓発をお願いしたい。

○委員:他国における麻しん・風しんの流行状況は。
事務局:以前は東南アジアや中国などで麻しんが多いと言われていた。しかし、近年は先進国であっても反ワクチン派コミュニティを発端に流行していることがあるため、注意が必要。

○委員:反ワクチン派の方に、ワクチンを受けていただくための良いアイデアがあれば教えていただきたい。
 委員:アメリカでは反ワクチン派へのアプローチは進んでいるのか。
事務局:海外の状況は現時点で把握していない。日本で感染症予防の取組を進めている先生方が、ワクチンの勧奨の仕方について検討している。良い事例があれば医師会や市町村と共有したい。

○委員:市保健所において遺伝子検査(PCR)を実施できるよう、当市職員を県衛生環境研究所でトレーニングさせる予定。

○委員:群馬県では、麻しん風しんを疑いの段階で探知する仕組みができつつあり、取組がうまくいっていると思う。今後、新興・再興感染症が発生した際は、麻しん・風しんの取組が活きると思われる。

このページについてのお問い合わせ

健康福祉部保健予防課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2618
FAX 027-223-7950
E-mail hokenyobo@pref.gunma.lg.jp
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