本文へ
表示モードの切替
印刷

新型コロナウイルス感染症に関連した検査について

1 検査について

 新型コロナウイルス感染症の検査は、(1)患者の発見・治療のため、(2)感染拡大防止のために行うものです。
 このため、医師が検査を必要と診断した場合や、感染した患者の濃厚接触者(※注)など感染が強く疑われる場合に検査を行っています。
 また、病院や高齢者施設など、院内感染、施設内感染といったリスクの高い場所では、濃厚接触者に該当しなくても、接触者に積極的に検査を行う場合もあります。

(※注)濃厚接触者とは:新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、あるいは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方のことです。感染者からウイルスがうつる可能性がある時期に接触があった方々について、接触の仕方や程度、時間などを保健所が個別に調査し、濃厚接触者かどうか判断します。
 感染の可能性があることから、保健所の指示に従っていただき、2週間の外出自粛(不要不急の外出を避けること)と健康観察(検温するなど健康状態に注意して過ごし、健康状態について保健所に報告すること)をお願いしています。
 濃厚接触者は症状がなくても全員PCR等検査を行っています。その上で、検査結果が陰性であっても2週間程度の外出自粛と健康観察をお願いしています。

 あわせてこちらのページもご覧ください。

 (群馬県ホームページ)「濃厚接触者について」

2 検査における注意点について

 PCR検査、抗原検査とも、偽陽性(感染していないのに感染しているという結果が出ること)、偽陰性(感染しているのに感染していないという結果が出ること)という結果が出ることがあります。これは、検査はあくまで検体(鼻咽頭拭い液や唾液)の中にウイルスが存在しているか否かを判断するためで、新型コロナウイルス感染症に感染していても、検体のウイルス量が少なければ検査で陽性と判定されない可能性もあります。
 このため、陰性だからといって必ずしも感染していないとはいえないことに注意してください。

3 各種検査(PCR検査、抗原検査)について

(1) PCR検査とは

 PCR検査とは、検査を受ける人の体液(鼻咽頭拭い液、唾液)を採取し、特殊な溶液を用いてウイルスが持つ遺伝子を増幅し、それを検査機器で判定することでウイルスに感染しているかどうかを判定する検査です。精度が高く確定診断に用いられますが、結果の判明に数時間~1日程度時間がかかります。

(2) 抗原検査(抗原定量検査、抗原定性検査)とは

 抗原検査とは、PCR検査と同様、検査を受けた人が新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうか確かめるために行われる検査のことです。抗原検査には2種類あり、抗原定量検査は分析機器を、抗原定性検査は検査キットを用いて検査を行います。
 判定にかかる時間が短いため、PCR検査よりも早く陽性か陰性か判断することができます。

(参考)抗体検査とは

 抗体検査とは過去に新型コロナウイルス感染症に感染していたかどうかについて確かめるための検査のことで、厚生労働省ホームページによると、下記のとおりとなっています。

  • 現在、イムノクロマト法と呼ばれる迅速簡易検出法をはじめとして、国内で様々な抗体検査キットが研究用試薬として市場に流通しているが、期待されるような精度が発揮できない検査法による検査が行われている可能性もあり、注意が必要。
  • また、現在、日本国内で医薬品・医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)上の体外診断用医薬品として承認を得た抗体検査はない。
  • WHOは、抗体検査について、診断を目的として単独で用いることは推奨されず、疫学調査等で活用できる可能性を示唆している。
    厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症に関する検査について」(外部リンク)から抜粋のうえ、県保健予防課にて加筆)

 なお、厚生労働省が6月上旬に3都府県(東京都・大阪府・宮城県)を対象に実施した抗体保有調査(一般住民調査)の概要と結果について、上記の厚生労働省ホームページに掲載されているので、ご覧ください。

 また、それぞれの検査の違いについては、下図(第2回新型コロナウイルス感染症対策分科会資料より抜粋)をご覧ください。

各検査の違いについて
検査名 用途 方法 検査時間 感度
PCR検査(LAMP法含む)
  • 確定診断
  • 治療経過のフォロー
  • 陰性診断
ウイルスの遺伝子を増幅させ、その量を測定する 4~6時間(時短PCR:1~2時間)
※このほか搬送等に時間が必要
少量のウイルス量で検出が可能
抗原検査(定量)
  • 確定診断
  • 治療経過のフォロー
  • 陰性診断
分析機器を用いて、ウイルスのタンパク質(抗原)に反応する抗体を用いて測定 30分 抗原検査(簡易キット)よりも感度が高く、LAMP法と同程度の感度
抗原検査(定性)
  • 確定診断(発症2日目から9日目まで)
  • 迅速診断
簡易キットを用いて、ウイルスのタンパク質(抗原)に反応する抗体を用いて測定 30分 PCR検査と比べ一定以上のウイルス量が必要

(第2回新型コロナウイルス感染症対策分科会(令和2年7月16日開催)資料を参考に、一部群馬県にて加筆)

4 PCR検査等を受けるまでの流れ

 発熱等で新型コロナウイルス感染症の感染を心配する方には、まずはかかりつけの医療機関、又は県新型コロナウイルス感染症コールセンターへの相談をお願いしています。
 県コールセンターでは、相談を受け、受診が必要と判断された場合は、かかりつけ医(またはお住まいの最寄りの医療機関)、帰国者・接触者相談センター(保健所)を案内します。
 また、検査の要否については、医師が個別に判断します。

 (群馬県ホームページ)「新型コロナウイルス感染症関連の県民相談窓口一覧」

(※)帰国者・接触者外来とは

 帰国者・接触者相談センター(保健所)からの紹介により診察を行っている医療機関のことで、かかりつけ患者以外の方も広く診察しています。

(※)地域外来・検査センターとは

 地域のかかりつけ医等の診察を受けたのち、医師が必要と判断した場合に、医師の紹介により診察、検体採取、検査(民間への外注)を行っている医療機関のことで、帰国者・接触者外来が原則帰国者・接触者相談センター(保健所)を経由するのとは異なり、地域のかかりつけ医から直接紹介されます。

新型コロナウイルス感染症まとめページへ戻る

このページについてのお問い合わせ

健康福祉部保健予防課内
新型コロナウイルス感染症帰国者・接触者相談センター
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 0570-082-820
FAX 027-223-7950
E-mail hokenyobo@pref.gunma.lg.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの一部(@pref.gunma.lg.jp)を画像化しております。