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コロナ禍でも3つの診を~がん治療の最前線からのお願い~(群馬大学 調教授)

 新型コロナウイルス感染症はわが国の社会や医療に大きな影響を与えています。一方で日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています。がんは早期発見・早期治療を行えば、多くの場合直る病気です。ですから、早期発見・治療が大切です。
 しかしながら、コロナ禍にあってもがんは待ってくれません。がんを放置することで進行してしまい、手術できるものができなくなったり、たとえ手術を行っても手術後に再発しやすくなったりすることが心配です。
 新型コロナ感染症の感染拡大が深刻なイギリスでは長期間にわたり、外出の制限などのロックダウン政策がとられました。その結果、がんの診断が遅れることで、多くのがんで10年生存率が10~15%下がることが懸念されていて、助かるべき命が助けられないことが心配です。
 もちろんコロナ禍に備えて不要不急の外出を控え、3密を避ける事や感染対策を行うことは大切ですが、がんの診断や治療は不要不急ではありません。現在、病院や検診では感染対策を十分に行っていますので、検診や受診に行きましょう。自己判断で検診や受診を控えることは危険です。ぜひとも“3つの診”の実践をお願いします。
 コロナ禍でもがんに対する必要な医療を適切に受けていただくことが重要です。

群馬大学医学部附属病院 外科診療センター長 調憲 先生
(群馬大学大学院医学系研究科 総合外科学 教授)

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