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平成27年度第1回群馬県障害者自立支援協議会

1 日時

平成27年7月10日(金)午後2時~午後3時50分

2 会場

県庁29階295会議室

3 議事概要

開会・あいさつ

  • 議事録作成のため、会議の内容を録音することを説明。
  • 岡部障害政策課長、小澤会長(筑波大学教授)があいさつ。
  • 選出団体の人事異動等により変更のあった委員を紹介。
  • 代理出席者の紹介。

議事(1)群馬県障害者自立支援協議会について、および議事(2)各市町 村協議会からの課題等について

議事(1)及び(2)に関し、事務局から資料を説明後、質疑応答を行った。

【主な質疑等】

中島委員(群馬県知的障害者福祉協会)

  • 資料2の市町村協議会からの課題についてだが、協議会名の欄に名前のある市町村協議会からは課題の提出があったが、そのほかの協議会は課題がないということか。どこの市町村も課題山積と思うが。

⇒ 事務局

  • 提出があった課題等は資料のとおり。前回の打ち合わせ会議(平成27年3月に開催)から期間が短かったため少なかったのかもしれない。
  • 打ち合わせ会議には、他の協議会と意見交換や情報交換をしたいという案件が提出されるので、地域におけるすべての課題が提出されるわけではない。
  • 市町村協議会で議論したり解決を目指している課題等は、毎月、「市町村協議会開催状況票」の中で報告されている。

⇒ 小澤会長

  • 先ずは市町村協議会で検討・整理したうえで、県全体的な課題と考えられるものが打ち合わせ会議に提出されている。
  • 私も打ち合わせ会議に出席したが、しっかりと意見交換していたし、提案事項や先行事例の紹介などもあって、市町村担当者の情報交換の場にもなっている。

半田代理(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 資料2の中にある通所施設利用者への交通費助成については、高山村のほかにも助成制度を設けているところはあるか。

⇒ 事務局

  • 高山村のほか、太田市でバス定期券購入費への助成を行っていた。打ち合わせ会議において各市町村の状況を県で把握し、情報提供することとなった。

⇒ 半田代理(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 障害者の就職支度金制度についても市町村の状況を把握してほしい。

議事(3)国の社会保障審議会における審議状況等について

資料により、小澤会長から、障害者総合支援法の施行後3年を目途とした見直しに関し、国の社会保障審議会の審議状況や今後のスケジュール等について情報提供を行った。

【まとめ(小澤会長)】

「親亡き後の支援」については7月24日の国の審議会で審議予定。事務局は傍聴してもよいかもしれない。今後も審議の状況は必要に応じて委員の皆さんに情報提供したい。

議事(4)「親亡き後の支援」について

資料により事務局から説明後、親亡き後の支援について各委員が意見交換を行った。

【主な意見等】

大澤委員(群馬県精神障害者家族会連合会)

  • 親子で毎日、親亡き後のことを考えている。息子も「お母さんがいるうちは弁当を作ってもらえるから安心だけど、いなくなったら困る」など自分なりに考えている。障害のある子を持つ家庭はどこも同様だと思う。
  • 行政やグループホーム、社会福祉協議会、成年後見など、何らかの公的機関や公的制度につながっている家族は、本人や親の生活状況の確認や万一の安否把握等の面で安心感がある。
  • ひとり暮らしの障害者や高齢の親など、体調が急変することも増える。今後の高齢社会も見据えると、民生委員・児童委員だけでは地域の見守りは対応しきれなくなることが心配。地域の見守り体制が充実するとよい。
  • グループホームには、病院への通院や体調の変化への対応、大雪などの自然災害への対応、入所施設や高齢者施設へのつなぎ、成年後見人との連絡調整などいろいろな面で安心感がある。
  • 社会福祉協議会では日常的な金銭の管理を行っており、とても助かっている。

生方委員(群馬県手をつなぐ育成会)

  • 当会でも、多くの保護者から「親亡き後の問題が課題」という話を耳にする。特に在宅でずっと生活してきている場合で、親も高齢、子も高齢となってから、先々のことを考えて具体的な道筋がわからないために不安だ、ということもある。
  • ケースに応じ、ある程度パターン化し、「こうなったら、こういう方法がありますよ」といった道筋を示して安心感を持ってもらうことが大事だと思う。
  • 家族が亡くなったら、障害のある人がスムーズにひとりの生活に移行するためにも、サービスの充実が必要。

中塚委員(群馬県社会就労センター協議会)

  • 「グループホームには入りたくない」ということで在宅のひとり暮らしを選ぶ障害者もいるが、いろいろとだまされたりする危険性も増えるので、ヘルパーや通所事業、社会福祉協議会の日常生活支援事業による金銭管理など、地域で関わる者を増やしていくことが重要と考える。
  • 本人も家族も歳をとる。きょうだいが若いうちはなんとかなるが、きょうだいが高齢となった後が問題となる。成年後見制度につないでいけるとよいが費用面が課題となることもあるし、徐々に高齢のサービスのほうにシフトしていくにはどうしたらよいかといった課題もある。

坂柳委員(前橋市障害者生活支援センター)

  • 4つのグループホームに22名が入居しており、両親とも不在の者もいる。確かに両親不在だと365日帰省もできないし、入院や通院、余暇活動など様々な面で影響はあるが、30年前に「親亡き後」が心配された頃と比べると、少しずつ無理しながらも支えられているという実態もある。
  • 在宅で生活していて急に家族が亡くなった事例で、地域の民生委員・児童委員が相談支援事業所の存在を承知していたので繋いでくれたケースがある。グループホームの体験利用などもして、最終的には在宅を選び、近隣のコンビニ等も含めた地域ぐるみで、今のところ生活を送れている人もいる。
  • 提案として2つ。1つ目は、たとえば、片親となってグループホームを利用している者のご家族等に対し、現状で安心しているかどうかの聴き取りをしてはどうか。ご家族も、いつも支援している者には言えないこともあるかもしれないし、支援者とは異なる認識をお持ちかもしれないので、安心と思っているかどうかなどの聴き取りができるとよいと思う。
  • もう1つは、現在もすでに、親亡き後も地域で暮らし続けられている事例もあるということを知ってもらえるよう啓発等の取組ができれば、ご家族の安心感につながると思う。

財津委員(群馬県社会福祉士会)

  • 親亡き後の問題は、成年後見制度と密接な関係がある。
  • 成年後見を行う弁護士や司法書士等も、障害福祉サービスのことはわからないことも多いということで、一緒に勉強会を開催している。
  • 成年後見制度そのものにもいろいろ課題がある。たとえば本人の死後のアパートの後片付けや葬儀等の事務は、現状では後見事務としてサポートされてない。後見人それぞれの自己責任で進められている。
  • 後見人も歳を取るので、個人ではなく法人後見の取組が進むことが客観性・継続性の面でも望ましいと思う。
  • 県の自立支援協議会の中に権利擁護に関する部会を設けるなどの位置付けができるとよいのではないか。

【まとめ(小澤会長)】 

  • 大澤委員からは、グループホームが単なる生活の場ではなく多様なサポートを担っていること、グループホームに入居せずにひとり暮らしをしている障害者についての安否確認等の仕組みづくりの必要性、成年後見や金銭管理、権利擁護等の重要性について話があった。
  • 生方委員の「安心できるような道筋を示す」という提案は、大変参考になるご意見。県自立支援協議会でも毎年啓発活動に取り組んでおり、昨年度は地域移行をテーマにしたが、今年は「親亡き後」を意識した啓発セミナーを検討し、手をつなぐ育成会や家族会の方々にも来場いただけるようにしたい。
  • 中塚委員からは、グループホーム以外でひとり暮らしをする場合があること、そのための地域のセーフティーネットを増やす必要性や後見支援や権利擁護、高齢問題と介護保険制度との関わりなど、いろいろとご意見があった。
  • 坂柳委員からは提案も含めてのご意見。1つ目は県自立支援協議会として大規模でなくてよいのでヒアリングのような取組ができるとよいという提案で、確かに実態の把握は必要と思う。2つめの啓発活動も大事な提案で、今後の取組に反映したい。
  • 財津委員からは、「親亡き後の問題」と「後見制度の抱える課題」について話があった。全体会では会議の回数にも限りがあるので、たとえばサブ協議会を設けて、親亡き後問題という切り口で後見支援をどう考えるか等を集中的に検討することができないか事務局で考えてほしい。

議事(5)障害者差別解消法について

資料により事務局から来年度施行される障害者差別解消法の概要について説明後、質疑応答を行った。

【主な質疑等】

大澤委員(群馬県精神障害者家族会連合会)

  • 広報の職員募集の記事の中で身体障害者に限定するような記載があった。事務局で承知しているか。

⇒ 事務局

  • 確認したい。

⇒ 中村委員(群馬障害者就業センター)

  • 何か事情があるかもしれないが通常は障害種別を限定した求人募集は行わないこととなっているはず。

【まとめ(小澤会長)】

  • 大澤委員ご指摘の件については事務局で確認してほしい。担当部局等の不注意や不承知も考えられるので、障害者差別解消法の施行や趣旨等を庁内に周知していくことも必要。
  • 来年度の円滑な施行に向けた県の対応や今後のスケジュールなど検討が進んだら、事務局から各委員に情報提供してほしい。
  • 各委員におかれても、引き続き障害者差別解消法に関する質問やご意見等があれば事務局に寄せてほしい。

議事(6)その他

資料により事務局から障害者虐待の防止に関する取組や、県障害者自立支援協議会の今後の主なスケジュール等について説明。

【主な質疑等】

半田代理(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 市町村からの地域活動支援センターに対する補助金の額が把握できるようであれば調べてほしい。

⇒ 小澤会長

  • 事務局で検討を。

半田代理(群馬県精神障害者社会復帰協議会)

  • 親亡き後のことは、精神障害では知的障害ほど話に出ない。理由として精神病院への入院者が多いこともあると思う。厚生労働省の資料に基づき試算したら死亡退院が12年間で20万人以上もいる。今後地域への退院の取組が進めば精神障害でも親亡き後の話が出てくると思うが、今のところあまり話には出ない。

【まとめ(小澤会長)】

  • 親亡き後の問題や障害者差別解消法などについて、各委員において意見や提案などがあれば、今後も事務局に寄せてほしい。

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