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令和2年度第2回群馬県障害者施策推進審議会の概要

1 日時

令和2年12月15日(火) 午後1時30分から午後2時50分まで

2 場所

群馬県庁29階 294会議室

3 出席者

(1)群馬県障害者施策推進審議会委員

江村恵子 (一社)群馬県手をつなぐ育成会会長
吉田英子 群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長
眞下宗司 群馬県身体障害者施設協議会会長
吉邑玲子 群馬県精神障害者家族会連合会会長
服部真弓 (公社)日本精神科病院協会群馬県支部支部長(医療法人中沢会上毛病院理事長)
高森勉 群馬県自閉症協会会長
和泉俊子 (公社)群馬県視覚障害者福祉協会理事
早川健一 (一社)群馬県聴覚障害者連盟理事長
細野直久 群馬県せきずい損傷者協会副会長
笹澤繁男 (特非)群馬県精神障害者社会復帰協議会副理事長
水沼文男 群馬県難病団体連絡協議会会長
霜田浩信 群馬大学共同教育学部教授
渡邊秀臣 (公社)群馬県医師会理事
荻原京子 (公社)群馬県看護協会会長
香月敬 (独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構群馬障害者職業センター
清田和泉 群馬県特別支援学校長会
鈴木利定 群馬県介護福祉士養成校協議会会長
三條秀子 (一社)群馬建築士会理事

(2)事務局

障害政策課長 井上秀洋
障害政策課精神保健室長 中村祐一
障害政策課次長 深澤勇己
障害政策課自立支援専門官 金井明
障害政策課補佐(社会参加推進係長) 川田純子
障害政策課支援調整係長 鳥塚里香
障害政策課地域生活支援係長 篠原幸一
障害政策課施設利用支援係長 田村正崇
障害政策課補佐(発達支援係長) 長根仁
障害政策課精神保健室精神保健係長 入澤美幸
障害政策課社会参加推進係副主幹 柴野聡
障害政策課支援調整係副主幹 生方友弘

4 議事の概要

(1)開会

  • 午後1時30分、開会
  • 県の情報公開制度に基づき、審議会を公開とすることを説明
  • 審議内容の概要を県のホームページ等で公開することを説明
  • 議事録作成のため、会議の内容を録音することを説明

(2)あいさつ

群馬県健康福祉部長 武藤 幸夫
霜田浩信会長

(3)議事(議事進行は霜田会長)

ア バリアフリーぐんま障害者プラン8の素案について【前半】(総論、計画の体系、障害者施策の展開)

 バリアフリーぐんま障害者プラン8の素案の前半について事務局から説明した後、以下のとおり質疑応答が行われた。

(吉田英子委員・群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長)

 主な事業にある「医療的ケア児等支援体制の整備」において、医療的ケア児の支援に関して考えていただけること感謝している。
 ただ、内容をみると、医療的ケア児等への支援に関する課題や対応策について検討となっている。
 同様の記載が何箇所かあるが、検討だけでは前に進まないと思うので、検討の先にある方向性等についても記載してほしい。

(事務局)

 他の項目でも同様の記載があるが、計画として作成する都合上、1つ1つの取組ごとに、全て方向性まで記載することが難しいことから、この点についてはご了承願いたい。
 ただし、個々の取組に関しては、関係する皆様ともしっかりと議論をさせていただきながら、着実に進めていくことができるよう取り組んでまいりたい。

(事務局(障害政策課・井上課長))

 今回の計画では、「新たな課題等への対応」として、計画期間の6年で取り組む重要な課題等を掲載している。
 委員からご意見のあった医療的ケア児の支援に関しても、現在も県として取り組んではいるが、本計画では、重度障害児者の支援として大きく位置づけ、対応を考えていかなければならない課題として掲載している。
 この中で、医療的ケアが必要となる障害のある人とその家族に対して、生涯にわたる継続的な支援提供体制の整備を促進することを、今後の方向性と記載しており、計画期間の中で、しっかりと取り組んでまいりたい。

(吉田英子委員・群馬県重症心身障害児(者)を守る会会長)

 他の項目では、「取り組みます」や「推進します」といった記載もある中で、「検討します」という表現が引っかかったので意見を述べさせてもらった。

(和泉俊子委員・(公社)群馬県視覚障害者福祉協会理事)

 「福祉サービスを支える人材の育成」の中に、「意思疎通支援を支える人材」とあるが、この中には、令和2年度第1回の本審議会で要望した、視覚障害者のための代筆・代読サービスも含まれるという認識でよいか。

(事務局)

 和泉委員からご意見のあった代筆・代読サービスについては、他県等の情報を収集し、今後、本県でできることを検討するという段階である。趣旨としては「意思疎通支援」に含まれるものであると考えているが、現時点では、具体的な取組等につながっていないこともあり、本文中には記載していないが、ご了承願いたい。

(和泉俊子委員・(公社)群馬県視覚障害者福祉協会理事)

 本日は、参考資料を持ってきたので、今後検討をお願いしたい。

(眞下宗司委員・群馬県身体障害者施設協議会会長)

 全体的によくまとまっているが、先ほどあった医療的ケア児支援について、私が委員を務めている渋川広域自立支援協議会でも、具体的な課題として、学校に医療的ケア児がいる場合の、ヘルパーや看護師等が訪問する仕組みづくりが挙がっている。
 これに関しては、県が一生懸命検討するといっても、市町村が動かないと良い方向に進まないが、市町村ごとに対応状況によって差が出てくると思う。
 例えば、これは難しいかもしれないが、県が市町村のつくる計画に入り込む等、県と市町村の連携をさらに強めていただければ、少しずつでも良い方向に進んでいくと思うので、お願いしたい。

(事務局(障害政策課・井上課長))

 現在、県、市町村では、医療的ケア児の支援を検討するための協議会設置を進めており、各地域での設置が進むよう、県も一緒に検討している。
 この協議会での検討状況を県で集約し、各地域での課題を把握した上で、それぞれの課題や取組を各地域に還元しながら、医療的ケア児の支援が進むようにしてまいりたい。
 また、まだ協議会の設置ができていない地域もあるため、引き続き、地域に働きかける等、協議会設置についても取り組んでまいりたい。

(高森勉委員・群馬県自閉症協会会長)

 「新たな課題等への対応」ということで、重度障害児者の支援を重要な課題と認識してもらっていることに、まずは感謝申し上げる。
 強度行動障害のある人は、施設等での受け入れもかなわず、入院している病院からも退院を求められる等、行き場のない人がいるが、そうなった時には、家族が24時間見ていなければならないことになる。こういった大変さを、もう少し事例を挙げる等、どれだけ困っていて、どれだけ緊迫している状態であるのか知ってもらうため、記載していただいてもよいのではないか。
 また、これに対して、環境が整っていないという認識を皆さん持っていると思うので、具体的な環境整備の目標等をもっていただけると、過去からの環境の改善が進んでいない状況の進展につながるのではないか。

(事務局(障害政策課・井上課長))

 強度行動障害については、ご家族のご負担等、大変な状況にあることは承知しているが、県議会の今定例会においても、強度行動障害への支援に関する話が出ている。
 県としても、まずはニーズ等の実態調査を始めることで、今後の支援に関する検討につなげていきたいと考えており、改めて取組を開始したところである。
 このことから、本計画でも「新たな課題等への対応」として記載することで、重度障害のある人、特に、医療的ケアが必要な人や強度行動障害のある人への支援を進めてまいりたいとの思いでいる。
 いただいたご意見をどこまで反映できるか申し上げられないが、よく整理して検討したいと思うので、ご理解願いたい。

(笹澤繁男委員・(特非)群馬県精神障害者社会復帰協議会副理事長)

 「医療費の公費負担制度の効率化・安定化」は、非常に重要であるが、具体的な問題として、「マル福制度」は市町村によって対象にバラつきがある。
 市町村任せではなく、県として一定のものとしてもらい、住む場所によって不公平が生じないようなものにするべきであると思うが、どのように考えているか伺いたい。

(事務局)

 本計画は、障害政策課が実施する事業だけで構成されているのではなく、庁内各部局の障害福祉につながる事業をまとめて、県の計画として策定を進めているものである。
 委員のご意見については、障害政策課の担当外の事業となってしまうので、この場でご回答することが難しいが、ご意見については、担当する所属につながせていただく。

(早川健一委員・(一社)群馬県聴覚障害者連盟理事長)

 現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いている中、行政では障害者への対応を考えてほしい。
 「新しい課題等への対応」で、ニューノーマルやデジタル化への対応とあるが、国でもデジタル庁の設置等、取組を進めており、国の動きに進展があった時には、すぐに対応できるようにしておくことが重要である。
 聴覚に障害があるとすぐに情報を得ることが難しい。また、相談する環境も整っていない。動きがあった時には、すぐに対応ができるよう態勢を整えてほしい。過去にも、県に要望しているが、この場で改めて要望したい。

(事務局)

 非常に重要なご意見と考えており、情報の取得環境整備は、施策体系の1つにも位置づけている。
 また、委員ご発言のとおり、技術の進展の活用はこの施策の推進には欠かせないと考えているが、技術革新については、県だけで取り組むことが難しいと考えており、いかに国の技術革新を活用できるかが重要であると考えている。
 計画本文でも、「支援機器や情報通信技術の進展等による社会の変化に対応できるよう、環境の整備を推進します」と記載しているとおり、国の動向等情報の収集にも努めながら、しっかりと取り組んでまいりたい。

(早川健一委員・(一社)群馬県聴覚障害者連盟理事長)

 国の施策だけでなく、県でも取り組めることも検討してほしい。また、技術の進展等による変化には、しっかりと対応してほしい。

(水沼文男委員・群馬県難病団体連絡協議会会長)

 難病患者の支援の充実について、しっかりと項目も設けてもらい感謝している。
 ただ、地域のネットワーク構築や群馬県難病相談支援センターの運営等について、しっかりと記載していただいたが、小児慢性特定疾病の人の移行期も大きな問題となっている。
 小児慢性特定疾病の人の成人移行期において、病院がなかなか見つからない等の問題に関しても、記載してもらいたい。

(事務局)

 難病のある人への支援を所管する所属にも内容について確認し、どのような記載ができるか検討したい。

(江村恵子委員・(一社)群馬県手をつなぐ育成会会長)

 グループホームの充実については、県内でも大分進んできていると思うが、当会の会員からは、看取りまでできるグループホームがほしいという声が多い。ただ、全国的にみても、看取りまでできるグループホームは少ない。
 最後の看取りまでどうするか、グループホームに住む人たちをいかに医療とつなげていくか、ここは今後非常に重要な課題になると考えている。これに加え、重度障害がある人、医療的ケアの必要な人たちは、通常のグループホームには入ることができない状況にある。
 このように、様々な面から、グループホームと医療との連携について考えていただきたい。

(事務局(障害政策課・井上課長))

 グループホームでの看取りまでということ、医療との連携がかかせないということについてご意見をいただいたが、重度障害のある人への支援については、「新たな課題等への対応」として、大きく位置づけ、生涯にわたって支援することができる体制を整えていきたいと考えている。
 現在、国においても日中支援型のグループホームということで、重度障害のある人にも対応することが可能な枠組みが準備されているが、ご意見のあった看取りや医療との連携という面では、まだ対応が難しいと思っている。どういった体制を作っていけるのか、今後、考えてまいりたい。

【後半】(障害福祉サービスの見込量・数値目標等、その他の数値目標)

 バリアフリーぐんま障害者プラン8の素案の後半について事務局から説明した後、以下のとおり質疑応答が行われた。

(吉邑玲子委員・群馬県精神障害者家族会連合会会長)

 「相談支援体制の充実・強化に関する目標」において、令和3年度からの社会福祉法の改正により、相談支援にさらに力を入れていただけるということに感謝申し上げる。
 精神障害の場合、病気と分かるまで、SOSを出すのに非常に大変な思いをするので、相談機関は非常に重要である。
当会でも、相談支援を行っているが、同じ立場としての相談ということになることから、県では、各所の相談機関のネットワークづくりも考えていただき、困っている方の支援に結びつけていただきたい。

(事務局)

 貴重なご意見をいただいた。
 関係する機関との連携を図り、ネットワークづくりを進めてまいりたい。

(4)閉会

午後2時50分、閉会

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