新型コロナウイルス感染症に係る積極的疫学調査等の重点化について
こうした状況を踏まえ、下記のとおり、積極的疫学調査の重点化を行うこととしました。
県民、関係機関の皆様には御不便をおかけしますが、御理解、御協力をお願いいたします。
優先的に実施する積極的疫学調査
(1) 陽性者本人の調査
(2) 同居家族等の調査
(3) 医療機関、高齢者施設及び障害児者施設等の調査
(4) その他保健所長が必要と認める施設等の調査
重点化における検査の対象者
(1) 優先的に実施する積極的疫学調査で特定された濃厚接触者ア 有症状者
イ 無症状者のうち、次の者
65歳以上の高齢者、重症化リスクのある者、保健所長が必要と認める者
(2) 優先的に実施する積極的疫学調査の対象者でない者
ア 有症状者のみ
※無症状者については、年齢や重症化リスクに係わらず、検査の対象となりません

濃厚接触の可能性がある方について
・同居家族等以外で濃厚接触の可能性がある方について、有症状となった場合は接触者ご自身で診療・検査外来を予約し、医療機関を受診いただくようお願いいたします。
・陽性者と最後に接触した日を0日目として、10日目までは健康観察をお願いいたします。
学校及び事業所等の対応について
・学校等において陽性者が発生した場合には、学校等が学校医等と相談の上、濃厚接触の可能性のある方の対応をお願いいたします。
・事業所等で陽性者が出た場合には、その事業所において濃厚接触の可能性がある方をリスト化し、事業所で接触者への対応、感染対策をお願いいたします。
・クラスターが疑われるなど、保健所長が必要と認める場合は、各団体が濃厚接触の可能性がある方の候補者リストを保健所に提示し、保健所が適切と認めれば検査を実施することができます。
期間
令和4年1月28日(金) から当面の間
濃厚接触者の定義
濃厚接触者とは感染可能期間(発症日2日前から療養開始されるまでの期間)に陽性者と接触した方のうち、以下に該当する方を指します。
・ 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)。
・ 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
・ 適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
・ 患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
参照:国立科学研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(令和3年11月29日)(pdfファイル:324KB)]