県内高齢者福祉施設内における新型コロナウイルス感染症の集団発生について(4報)
館林保健所管内の高齢者福祉施設内において、令和2年12月24日から26日に17名の感染が判明しましたので、お知らせします。
館林保健所では当該高齢者福祉施設への感染拡大防止に向けた指導を行いました。
なお、今回の件について、当該高齢者福祉施設の協力により速やかに対応できたことを申し添えます。
【12/28 追記】
本日(12/28)、職員3名の陽性を確認しました。
なお、本件では計20名の陽性が判明しています。
【12/31 追記】
本日(12/31)、入居者6名、職員2名の陽性を確認しました。
なお、本件では計28名の陽性が判明しています。
【1/4 追記】
本日(1/4)、入居者1名、職員1名の陽性を確認しました。
なお、本件では計30名の陽性が判明しています。
1 概要
(1)感染者の状況
- 30代から90代の男女。入居者及び利用者12名、職員5名。
- 発症は12月中旬。
(2)現場の状況
- 当該施設は特別養護老人ホーム(ショートステイ併設)。
- 施設職員に対して、感染症予防のためにマスクを着用するよう指示していた。
- 関係者以外の出入りはない。
(3)検査の状況
- 12月26日の時点で入居者及び利用者22名、職員73名、計95名の検査を実施し、17名の陽性、27名の陰性が判明した。残る51名については今後結果が判明する。
2 これまでの対応
(1)保健所の対応
- 積極的疫学調査の実施。
- 濃厚接触者等の検査。
- 感染拡大防止のためのC-MAT派遣(12/26)
(施設内の環境整備指導及び患者の搬送調整)
(2)施設側の対応
- 12月25日からショートステイ及び併設デイサービスの受入を中止(期間未定)。
- 保健所の調査等への協力。
- 保健所の指導のもと、必要箇所の消毒を実施。
- 施設内における、感染防止対策の強化。
- 施設関係者(職員及び利用者家族等)への周知と注意喚起。
3 今後の対応
- 今後、新たに濃厚接触が確認された方に対しては、健康観察と外出自粛を要請するとともに、PCR検査の実施を調整します。