県内高齢者福祉施設内における新型コロナウイルス感染症の集団発生について
伊勢崎市内の高齢者福祉施設内において、令和3年3月17日から令和3年4月1日までに5名の感染が判明しましたので、お知らせします。
伊勢崎保健所では当該高齢者福祉施設への感染拡大防止に向けた指導を行いました。
なお、今回の件について、当該高齢者福祉施設の協力により速やかに対応できたことを申し添えます。
1 概要
(1)感染者の状況
- 50代から90代の男女。入居者4名、職員1名。
- 発症は3月中旬以降。
(2)施設内の状況
- 当該施設は特別養護老人ホーム。
- 施設職員に対して、感染症予防のためにマスク等を着用するよう指示していた。
- 関係者以外の出入りはない。
(3)検査の状況
- 4月2日までに入居者及び併設施設の利用者83名、職員等61名、計144名の検査を実施し、5名の陽性、139名の陰性が判明している。
2 これまでの対応
(1)保健所の対応
- 積極的疫学調査の実施。
- 濃厚接触者等の検査。
- 感染拡大防止のため、C-MAT派遣(3/22)
(施設内の感染管理、環境整備等指導)
(2)施設側の対応
- 3月19日から新規受入れを停止(期間未定)
- 保健所の調査等への協力。
- 保健所の指導のもと、必要箇所の消毒を実施。
- 施設内における、感染防止対策の強化。
- 施設関係者(職員及び家族等)への周知と注意喚起。
3 今後の対応
- 今後、新たに濃厚接触が確認された方に対しては、健康観察と外出自粛を要請するとともに、PCR検査の実施を調整いたします。