ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活こども部 > 児童福祉・青少年課 > 広域通信制高校への進学状況

本文

広域通信制高校への進学状況

更新日:2023年6月9日 印刷ページ表示

多様な学び方として広域通信制高校(入学できる都道府県が3カ所以上)への関心が高まっています。県内の子どもたちの広域通信制高校(実施校)への進学の実態を把握するため、県内にサテライト施設(通信教育連携協力施設)を置く実施校を中心に、実施校の分校(添削指導・面接指導・試験を行う専用施設、○○キャンパスや○○学習センター等)実施校に在籍する生徒に対して学習面や生活面での支援等を行うものとして実施校・設置者が提携を認めるサポート施設(通称「サポート校」)の協力を得て調査を実施しました。

<サテライト施設とは>

広域通信制高校は、地理的・時間的制約を超えて展開できる通信教育の特性を踏まえ、実施校のほかに、分校、協力校(実施校が行う面接指導・試験等に協力する他の高等学校)技能教育施設、他の学校施設(面接指導・試験を実施するために借用する学校等の施設)、サポート施設等の活動拠点を広域に設けている。こうした実施校以外に展開される施設を「サテライト施設」と総称している。

(参考)通信教育連携協力施設の類型(文科省)

調査協力校(令和5年度)

  • クラーク記念国際高等学校(前橋・桐生キャンパス)
  • 第一学院高等学校(高崎キャンパス)
  • おおぞら高等学校(高崎キャンパス)
  • わせがく高等学校(太田・前橋・桐生キャンパス)
  • NHK学園高等学校(協力校 昌賢学園)
  • 鹿島学園高等学校(館林・伊勢崎・ぐんま・高崎・北高崎・前橋)
  • トライ式高等学院(高崎キャンパス)
  • ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校(高崎学習センター)
  • 飛鳥未来きずな高等学校(高崎・大宮キャンパス)
  • ルネサンス高校(茨城県大子町本校)
  • N高等学校(沖縄県うるま市伊計本校)
  • S高等学校(茨城県つくば市本校)
  • 成美学園高等学校(伊勢崎校、前橋校、館林校)
  • 明蓬館高校SNEC前橋(ミッドランド国際高等学院)
  • アットマーク国際高校群馬学習センター
  • 日本航空高等学校(宮入学院前橋、WAM高等学院)
  • さくら国際高等学校(富岡・高崎・東京学習センター他)
  • 地球環境高等学校(長野県佐久本校)

調査結果

調査結果一覧
  新入学 転入学 編入学 合計
人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数
令和5年度
(5月末時点)
725人 73.4% 220人 22.3% 43人 4.4% 988人
令和4年度 623人 52.9% 503人 42.7% 51人 4.3% 1,177人
令和3年度 424人 48.6% 391人 44.8% 58人 6.6% 873人

*新入学 中学卒業後、他の高校に属することなく、4月(または10月)から入学すること。
 転入学 今いる高校から、次の高校に転入すること。(いわゆる転校)
 編入学 一度高校を中退してから、再度高校に入学すること。

進学の状況のグラフ

新入学のグラフ

転入学のグラフ

随時、転学を受け入れている高校が多いので今後増加が見込まれる。

編入学のグラフ

広域通信制高校の特徴

  • 広域通信制高校とは、入学できる都道府県が3カ所以上
  • 通信制高校はレポート(添削指導)だけでなく、スクーリング(面接指導)が必要なので、外部の協力校や学習センターと連携して学習の環境を整えているところがある。
  • 普段はサポート校に通い、スクーリングの時だけ本校に通うタイプもある。
  • 生徒のペースに合わせた通学も可能【全日制(週5日)、週2~3日、週1日コースなど】
  • 学校の所在地以外にもスクーリングを行える施設を持ったり、まとめて通学できるように宿泊施設を用意したり、ネットを活用して授業を行ったりしている。
  • 専用タブレット、DVD、インターネットによる受講が可能な学校もある。

結果の分析

1 入学者合計

令和4年度(実績)は1,177人、初めての千人超えで前年比、35%増になった。

令和5年度は5月時点で令和3年度実績を上回っている。

広域通信制高校に進学を希望する生徒が年々に増加している。

2 新入学

令和5年度は725人、4年度実績の623人を大幅に上回っており、特に増加が目立っている。

新入学者数は令和4年度全中学3年生(16,877人*注)に占める割合で約4%であった。

(*注)学校基本統計(学校基本調査)令和4年12月21日公表

3 転入学

令和4年度503人(3年度391人)で年々増加している。

令和4年度入学者の4割超を占めている。高校入学後の進路変更先となっている。

年度途中で転入学を受け入れているので今年度も増加が見込まれる。

中退後に学び直しを希望する者の進学先となっている。

4 編入学

中退後に学び直しを希望する者の進学先となっている。