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燃焼器具の誤使用等による火災事故にご注意!

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

 「石油ストーブ」や「ガスこんろ」などの燃焼器具の誤使用や不注意な使い方(以下「誤使用等」といいます)による火災事故が多くなっています。

 独立行政法人製品評価技術基盤機構がまとめた「平成18年度事故情報収集制度報告書」の中から、石油ストーブ及びガスこんろの誤使用等による火災事故原因を調べたところ(平成17年度及び18年度に受け付けた事故情報の中で事故原因が確定したもの)、その主な内容は、表1及び表2のとおりでした。

 皆さんも思い当たることがありませんか?十分注意してください。

使用時の注意事項

1 石油ストーブ

洗濯物をストーブの上方に干さないようにしましょう。

 洗濯物は乾くと軽くなり、ストーブの熱気にあおられて落下し、火災になる恐れがあります。

給油は火を消してから行いましょう。

 給油ホースの灯油が誤ってストーブにかかると、火災になる恐れがあります。

周囲に燃えやすい物を置かないようにしましょう。

 ストーブを使用する時は、周囲に燃えやすい物やカーテン、布団などが無いか確認してください。また、おやすみになる時はストーブを消してください。寝具などが接触し火災になる恐れがあります。

ガソリンと灯油を一緒に保管しないようにしましょう。

 一緒に保管する時は、間違い防止のため、容器に大きく表示し、置き場所を分けてください。

スプレー缶を近くに置かないようにしましょう。

 熱で缶の内圧が上がって爆発し、大変に危険です。

石油ストーブによる火災事故原因

  • 上方に干していた洗濯物が乾燥して落下し炎上
  • 火を消さずに給油中、こぼれた灯油に引火し炎上
  • ストーブ周囲の可燃物に引火し炎上
  • 灯油と間違えてガソリンを給油し異常燃焼し炎上
  • 火を消さずに就寝し、寝具に引火し炎上

2 ガスこんろ

天ぷらを揚げている時など調理中は、その場を絶対離れないようにしましょう。

 油は、強火で加熱後約5分から10分で発火する温度に達します。その場を離れる時や調理後は必ず火を消してください。

ガスこんろの壁側は遮熱板で遮熱しましょう。

 長年使用するうちに、こんろの炎に近い壁内部の木部が炭化し、低温着火して火災になる恐れがあります。

ガスこんろによる火災事故原因

  • 天ぷらを揚げていてその場を離れ、天ぷら油が過熱し炎上
  • 調理中又は調理後火を消し忘れ、なべが過熱し近くの可燃物に着火
  • グリルに水を入れず又は消し忘れにより過熱し近くの可燃物に着火
  • 残った油に凝固剤を入れて加熱中、その場を離れたため過熱し炎上
  • 壁のすぐそばで長年使用。輻射熱で壁内の木が炭化し低温着火