群馬県文化振興指針推進・評価部会(第2回)の概要
1 開催日時
平成27年1月13日(火) 午後2時~午後4時30分
2 場所
群馬県庁 昭和庁舎2階 22会議室
3 出席者
委員4名
4 議題及び主な意見
(1)部会長の選出について
部会長に友岡委員を選出、職務代理者に木部委員が指名された。
(2)文化振興指針の推進・評価について
- 文化振興指針の推進・評価について
事務局から資料1「文化振興指針の進行管理について」の説明を受けた。 - 評価の基準について
事務局から資料2「評価の基準について」の説明を受けた。 - 平成25年度事業結果及び評価について
事務局から平成25年度の事業結果及び担当所属が行った自己評価の結果について、報告を受けた後、重点事業に対する意見交換、要望、提案を行った。
〔主な意見〕
- 文化基本条例及び指針の周知
「県民同士がそれぞれの文化活動に理解を深め、尊重しあう」という個別目標を達成するには、自分が関わっていない文化の取り組みにどう興味を持ってもらうかが課題。本県の文化に対する考え方をまとめた条例や指針を周知するとともに、多様な文化の紹介や、文化に関する講座の開催など、もう一歩踏み込んだ普及啓発が必要ではないか。 - 県民芸術祭の開催
県民芸術祭は、多くの県民が文化活動に参加できるよい機会だが、参加者の高齢化が課題のひとつであった。GUNMAマンガ・アニメフェスタの開催は、参加者に若い人や新しい人を増やす良い機会になったと思う。今後の展開として、マンガやアニメは若い人の芸術と思い込まず、幅広い年齢層が参加できるよう内容の充実に努めて欲しい。また、映像やメディアアートなどの作品にも分野を広げることを検討していただきたい。 - 群馬交響楽団の支援
群馬県では、地域の小さな集まりでもプロの本格的な演奏が楽しめる環境がある。それはすごい事だが、県民にとってあたりまえの事になってしまっているように感じる。もっと価値をアピールしてよいのではないか。
また、他の自治体が運営するオーケストラとよく比較し、トップクラスのオーケストラとなるために何が必要なのか更に検討して欲しい。 - 古墳総合調査
古代東国文化を知る基礎データともなるので、積極的に進めていただきたい。一般県民に公開する際は、分かりやすい内容となるよう、画像や映像などを活用することも検討して欲しい。 - 東国文化周知事業
上野三碑は本当に価値のあるもの。世界記憶遺産登録も実現に向けて頑張って欲しい。
(3) その他
年次報告について、平成27年2月に開催される審議会で報告することとした。