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「外国人県民向け調査『令和2年度外国人県民アンケート』」及び「日本人県民向け調査『令和2年度多文化共生・共創推進アンケート』」の調査結果について

更新日:2021年12月9日 印刷ページ表示

県では、県民の多文化共生・共創に関する意識やニーズを的確に把握することを目的として、外国人県民に対して「令和2年度外国人県民アンケート」及び日本人県民に対して「令和2年度多文化共生・共創推進アンケート」を実施しました。
 調査結果は、「群馬県多文化共生・共創推進基本計画(現在策定中)」や今後の政策立案の基礎資料とします。

1 調査の概要

調査の概要
区分 1.外国人向け調査
「令和2年度外国人県民アンケート」
2.日本人向け調査
「令和2年度多文化共生・共創推進アンケート」
対象 県内在住の外国人
(ブラジル、ベトナム、中国、
フィリピン、ペルー 他)
県内在住の満18歳以上の日本人
回答件数 計225件 計381件
方法 市町村や市町村国際交流協会、留学生のいる学校等、キーパーソン経由での配布、郵送による回収 層化二段無作為抽出法(選挙人名簿登録者)により抽出した対象者へ郵送配送、郵送及び電子申請受付システムによる無記名回収
地域 前橋市、高崎市、伊勢崎市、
太田市、大泉町 他
12市及び大泉町
期間 令和3年3月~5月
内容 県内在住の外国人及び日本人を対象とした、在住外国人の実態や外国人・日本人の多文化共生に関する意識やニーズなどについての調査

※前回調査「定住外国人実態調査」は、平成28年7月~平成28年10月に実施。

2 調査結果のポイント

注1)( )内は前回調査の数値
注2)( 新規 )については、新規回答項目

1.外国人調査

(1)群馬県での暮らし ※新規項目

 問「あなたは現在どの程度幸せだと感じていますか」に対する回答

  • 「幸せだと感じている」または「やや幸せだと感じている」 72.4%( 新規 )
  • 「どちらとも言えない」 20.4%( 新規 )
  • 「あまり幸せだと感じていない」または「幸せだと感じていない」 5.3%( 新規 )

 ※約7割の回答者が「幸せ」または「やや幸せ」と回答。

(2)日本人との交流

 問「日本人との交流についてどう思いますか」に対する回答上位

  • 「積極的に交流したい」 73.8%(67.0%)
  • 「必要最低限の交流でよい」 16.9%(26.3%)
  • 「交流しなくてよい」 2.7%(3.9%)

 ※前回調査に続き、交流意識は高い。

(3)情報の入手方法

 問「必要な情報をどのように手に入れますか(複数回答可)」に対する回答上位

  • 「インターネット」 21.0%( 新規 )
  • 「友達」 14.7%(24.3%)
  • 「家族や親族」 11.1%( 新規 )
  • 「県庁や役所」 11.1%( 新規 )
  • 「会社や学校」 11.0%( 新規 )

 ※前回調査では「友達」の他、「日本語のメディア 5.4%(18.6%)」、「SNS 7.1%(14.9%)」と回答する人が上位。

(4)現在困っていること 

 問「現在困っていることは何ですか(複数回答可)」に対する回答上位

  • 「日本語のコミュニケーション」 16.8%(17.5%)
  • 「新型コロナウイルス」 15.0%( 新規 )
  • 「生活費が足りないなど金銭的な問題に関すること」 8.5%(10.7%)
  • 「日本人の外国人に対する偏見、差別に関すること」 7.8%(9.8%)

 ※前回調査に続き、「日本語のコミュニケーション」に困っていると回答する人が一番多い。(前回調査では“択一回答”として調査)

 問「日本語を勉強していない理由は何ですか(日本語を勉強していない人のみ。複数回答可)」に対する回答上位

  • 「勉強する時間がない」 33.7%(48.5%)
  • 「日本語は難しい」 16.3%(15.4%)
  • 「近くに勉強できるところがない」 12.0%(5.3%)

 ※集住地域(伊勢崎市、太田市、大泉町)以外の調査地域を増やした今回調査では「近くに勉強できるところがない」と回答する人の割合が増加。

2 日本人調査

(1)外国人住民との関わり

 問「外国人と顔を合わせることがありますか」に対する回答上位

  • 「よくある」 24.9%(47.2%)
  • 「時々ある」 40.2%(27.6%)
  • 「あまりない」 25.2%(16.7%)

 ※6割以上の回答者が「よくある」または「時々ある」と回答。
 ※集住地域以外の調査地域を増やした今回調査では「よくある」または「時々ある」と回答する人の割合は前回調査に比べて低い。

 問「外国人住民との関わりは深めるべきだと思いますか」に対する回答上位

  • 「生活上、必要最低限の交流はしたほうがよい」 60.1%(50.6%)
  • 「積極的に深めていくほうがよい」 11.5%(13.6%)
  • 「特に深めなくてもよい」 16.5%(20.0%)

 ※「最低限の交流はしたほうがよい」と回答する人が増加。

(2)外国人住民が増えることに関する考え

 問「あなたがお住まいの地域に外国人住民が増えると、つぎのような状況が生まれると思いますか(個別に「はい」「いいえ」)」に対する「はい」回答上位

 <肯定的な意見>

  • 「外国の文化・風習に触れる機会が増える」 76.1%(73.3%)
  • 「労働力が補充される」 64.3%(75.4%)

 <否定的な意見>

  • 「意思疎通ができないのではと不安になる」 51.2%(62.5%)
  • 「受入れ整備のために、税金からの負担が増す」 46.5%(61.0%)

 ※肯定的な意見については「はい」と回答する人の割合が多い傾向。

(3)地域社会における外国人の活躍

 問「外国人が地域社会で活躍することについてどう思いますか」に対する回答

  • 「好ましい」 58.0%(48.0%)
  • 「わからない」 33.6%(31.7%)
  • 「好ましくない」 6.6%(18.5%)

 ※「好ましい」と回答する人の割合が最も高く、増加。

(4)取り組むべきと思う支援 ※新規項目

 問「外国人と日本人が共によりよく暮らせる地域づくりを進めるためには、どのようなことに取り組むべきと思いますか(複数回答可)」に対する回答上位

  • 「地域の生活ルールに関する支援」 17.0%( 新規 )
  • 「日本語の習得への支援」 15.1%( 新規 )
  • 「日本の習慣や文化に関する支援」 13.3%( 新規 )

 ※「地域の生活ルールに関する支援」に取り組むべきと回答する人の割合が最も高い。

3 主な調査結果

以下の資料のとおり

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