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【特集】子どもの読書を応援しましょう!

群馬県子ども読書活動推進計画(第三次)を策定しました

 子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
 国などの調査では、読書が好きな人や、子どもの頃に読書をした人ほど、国語や算数等の平均正答率が高いことや、社会性などの意識・能力が高い傾向にあることが明らかになっています。
 子どものうちから読書習慣を身につけさせるには、親がその重要性を理解し、積極的に子どもの読書活動に関わっていくことが必要です。
 子どもは親の行動を手本にします。親自身が読書する姿を子どもに見せたり、家庭で本を読み聞かせたりするほか、一緒に図書館に出かけるなど、日頃から子どもが本に接するよう、子どもの読書活動を応援してあげてください。

読書ぐんまちゃんの画像

子どもの頃の読書の効果

子どもの頃の読書は、人生を豊かにします

 国立青少年教育振興機構の調査によると、子どもの頃の読書活動が多い子どもほど、大人になってからの未来志向や社会性などの「意識・能力」が高いことがわかりました。
 また、小学校に入学する前や低学年記に読書活動が多かった高校生は、人を思いやる気持ちや社会のルールを守る意識などの能力が高い傾向にあります。

子どもの頃の読書量と社会性などの関係を示すグラフ画像
高校生の思いやりの気持ちと小さい頃に絵本を読んだ経験の関係を示すグラフ画像
「子どもの読書活動の実態とその影響・効果に関する調査研究報告書(独立行政法人国立青少年教育振興機構・平成25年2月)」から一部抜粋

読書が好きな子どもほど、国語や算数等の平均正答率が高い傾向にあります

 文部科学省の調査によると、「読書は好きですか」との質問に対して「当てはまる」と回答した小中学生は、ともに国語や算数等の平均正答率が高い結果となっています。

「読書は好きですか」の質問に対する回答別の平均正答率(小学校)

選択肢

平均正答率(%)

国語A(15問)

国語B(10問)

算数A(17問)

算数B(13問)

1. 当てはまる

77.5

60.2

80.3

61.9

2. どちらかといえば当てはまる

71.3

54.0

77.7

57.1

3. どちらかといえば当てはまらない

68.6

51.2

76.6

55.3

4. 当てはまらない

63.8

45.4

73.2

50.0

平均

73.1

55.7

78.3

58.4


「読書は好きですか」の質問に対する回答別の平均正答率(中学校)

選択肢

平均正答率(%)

国語A(32問)

国語B(9問)

数学A(36問)

数学B(15問)

1. 当てはまる

84.2

57.5

71.2

64.5

2. どちらかといえば当てはまる

79.5

50.6

67.7

60.3

3. どちらかといえば当てはまらない

75.9

45.9

65.1

57.0

4. 当てはまらない

71.1

40.8

61.5

52.1

平均

79.9

51.6

68.0

60.5

「平成26年度全国学力・学習状況調査クロス集計表[児童生徒質問紙-教科](文部科学省・国立教育政策研究所)」から一部抜粋
A:主として「知識」を問う質問 B:主として「活用」を問う質問

子どもの年代に応じた読書の支援

 読書習慣の習得方法と読書の目的は、年代に応じて変化していくので、それぞれの時期に適した対応が必要です。
 また、幼児期から小学生、中学生、高校生と年齢が上がるに従って、不読率(1か月に1冊も本を読まなかった人の割合)が上昇し、読書習慣の定着が難しくなります。
 そのため、親の関与が大きい幼児期から読書活動を身に付けさせ、成長段階に応じた読書活動を継続させることが大切です。

幼児期

 家庭での役割が大きい時期です。
 親が読み聞かせを行ったり、読んだあと親子で話し合ったり、一緒に図書館に出かけたりと、子どもに読書の楽しみを教えることが大切です。
 そうすることで、「読んでくれる人とのスキンシップが図れる」、「言葉に対する興味を高めることができる」、「想像力の幅が広げられる」、「新たな文字や言葉を覚えることができる」といった効果が期待されます。

小中学生期

 家庭では、テレビやゲーム等の電子メディアの普及により、読書時間の減少も懸念されており、意識して読書の時間を確保していくことが必要です。
 子どもと一緒に図書館に出かけたり、読み聞かせ会に参加することなどによって、子どもが読書に関心を持つ機会を増やしていくことが重要です。

高校生期

 自らが読書の目的をもって、自主的に読書に取り組む時期であり、いろいろなきっかけや動機付けによって読書に関心を持ちます。
 学校では、各教科・科目の学習と関連した読書活動や、学校図書館を活用した調べ学習などの取組を進めています。

読書計画における目標

 子どもの読書活動を推進していくためには、家庭をはじめ、市町村、学校、図書館がそれぞれの立場に応じた役割を果たし、社会全体で一体となって取り組んでいくことが重要であることから、3つの目標を設定しました。これらの目標の達成状況を把握しながら、取り組んでいきます。

目標1:一日当たり30分以上読書をしている小中学生の割合の向上

目標1
区分 平成26年度 平成30年度
小学校6年生 41.3% 50.0%
中学校3年生 34.8% 50.0%

目標2:市町村の子ども読書活動推進計画の策定率の向上

目標2
区分 平成25年度末 平成31年度
市町村 57.1%(20市町村) 100%(35市町村)

目標3:公立図書館と連携している小中学校の割合の向上

目標3
区分 平成24年度 平成30年度
小学校 53.2% 60.0%
中学校 32.3% 50.0%

家庭ではじめる読書活動

本に接する機会を増やしましょう。

 読書が日常生活の一部となるよう、親が子どもの読書活動に関わることが大切です。親自身が読書する姿を子どもに見せたり、一緒に本を選ぶなど、具体的な行動をとることが大切です。

読んだあとは、親子で話し合ってみましょう。

 読書を通じて感じたことや考えたことを親子で自由に話し合うことで、自分で考える力が育ったり、家族間のコミュニケーションを深めることにもつながります。
 単に子どもに読書を勧めるだけではなく、親が面白いと思うことを伝えることで、子どもの読書への興味を、より引き出すことができるはずです。

めがねぐんまちゃんの画像

群馬県子ども読書活動推進計画(第三次)の策定

 県では、子どもの読書活動を推進するため、5か年ごとに計画を策定しています。
 この度、これまでの計画の成果や課題等を見直し、平成27年度から31年度までの5年間を計画期間とする第三次計画を策定しました。

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