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【シリーズ】文化財ライブラリィ その2

上三原田の歌舞伎舞台

国指定重要有形民俗文化財

場所:渋川市赤城町上三原田
時代:文政2年(1819年)~現在

 上三原田歌舞伎舞台は、今からおよそ200年前の江戸時代に、渋川にいた水車大工の永井長次郎によって建てられたものです。舞台で演じていたのは、普段は農業を営んでいる地元の人たちで、休閑期の農民たちの娯楽の場でした。

 この舞台は、現存する仕掛け(舞台装置)が施された農村の歌舞伎舞台としては最古のものです。舞台の壁板を外側に外し、舞台を広く見せる「ガンドウ機構」・舞台の奥に背景をつけ、奥行きを出す「遠見機構」・舞台を上げたり下げたりする「セリヒキ機構」・「柱立廻式回転機構」【コラム】などの仕掛けが、歌舞伎の演出を盛り上げます。

 舞台は、重要有形民俗文化財に指定された後も利用され続けており、上演の際には、「上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会」のメンバー80人以上が舞台装置を操作しています。

 江戸時代から脈々と受け継がれているこの操作技術もまた、大切な文化財です。

舞台を楽しむ観客の写真

コラム:縁の下の黒子たち

 歌舞伎舞台の見せ場の一つは、回転しながらせり上がってくる舞台です。これは「柱立廻式回転機構」といい、舞台の下で、およそ35人の人が、回転部を支える六本の柱を押して回します。回転とせり上げを同時に行うため、息が合わないとうまくいきません。舞台の裏では多くの人々が力を合わせて、公演を支えているのです。

機構を操作する黒子の写真
江戸時代から伝わる操作技術(柱立延式回転機構)

地芝居 in 渋川

 今年は、5年ぶりの歌舞伎舞台公演が開催されます。歴史ある舞台装置と操作技術を活かした芝居を御覧ください!

11月15日(日) 9時開会
申込み不要

詳細は渋川市のホームページを御覧ください。

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