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平成28年8月教育委員会会議定例会の会議録

1 期日

平成28年8月18日(木)

2 場所

県庁24階 教育委員会会議室

3 出席者

笠原寛教育長、眞保智子教育長職務代理者、坂本壽枝委員、天田清之助委員(※注)、小池啓一委員、藤原重紀委員

(※注):「清」は、青の下部は「月」ではなく「円」だが、機種依存文字のため「清」と表記

4 事務局出席者

佐藤喜治教育次長、小笠原祐治教育次長(指導担当)、岡島美智子総合教育センター所長、荒井進総務課長、田谷昌也管理課長、小野良之福利課長、野村晃男学校人事課長、三好賢治義務教育課長、山口政夫高校教育課長、上原篤彦特別支援教育課長、下田明英生涯学習課長、羽鳥尚之文化財保護課長、高田勉健康体育課長、柴野敦雄総務課次長、根岸政彦総務課行政係長、田中さやか総務課主任

5 開会

午後1時00分、教育長、教育委員会会議の開会を宣す。
傍聴人は1名、取材者は1名であることを報告。

6 会議録署名人の指名

教育長が今回の会議の会議録署名人に天田委員を指名。

7 教育委員会の行事日程

事務局から傍聴人に対し、傍聴資料を配付した。
次に、教育委員会の主要行事日程及び次回定例会議の日程について、総務課長が説明。

8 教育長事務報告

(教育長)

 初めに、私から報告する。

 1点目は、高校総体、インターハイでの本県高校生の活躍などについて報告する。

 現在開会中であるが、中国地方で開催されている全国高等学校総合体育大会(インターハイ)について、7月28日に岡山市のジップアリーナ岡山で開催された総合開会式に出席した。大会は8月20日までの日程で熱戦が繰り広げられている。
 これまでの競技の中で、個人種目では、陸上男子400メートルハードルで農大二高の白尾選手が優勝を飾った。また、同じ種目で、新島学園の有坂選手が準優勝し、本県の高校生が優勝、準優勝と輝かし戦果を出していただいた。また、空手道男子個人形の部では前橋工業高校の菊池選手が準優勝、弓道女子個人の部では吾妻高校の五嶌選手が準優勝した。
 また、団体競技では、高崎商科大附属高等学校のアーチェリー女子団体が4位入賞、空手道の男子団体組手で、やはり高崎商科大学附属高等学校が5位入賞、サッカー女子の部門では前橋育英高校が5位入賞ということで、たくさんの種目で多くの高校生に活躍をしてもらっている。
 この後の競技も注目したいと思っている。

 2点目は、前回の教育委員会会議以降の主な行事について報告する。

 7月29日に県中学校総合体育大会の開会式が、前橋の敷島で開催され、私が出席させていただいた。こちらもやはり各地区大会、予選を勝ち抜かれた中学生が元気に行進して、若さと力を私自身も与えてもらったような気がした。中学生も頑張ってくれている。

 7月30日には、広島県で開催された全国高等学校総合文化祭の総合開会式があり、私が出席させていただいた。いくつか会場を回らせていただいたが、翌日31日には、高崎商科大附属高校のバトントワリング、高崎高校の和太鼓、前橋高校・高崎工業高校・渋川女子高校・高崎経済大学附属高校の書道の作品を拝見したり、激励をさせていただいたりした。

 8月1日には、教育委員の調査研究活動の一環として、東京にある県内出身の大学生の寮になっている上毛学舎に入寮する学生と教育委員との意見交換会を開催した。当日は、眞保委員、坂本委員にご出席いただき、入寮している学生と「就職について考えること」をテーマに活発な意見交換をしていただいた。

 8月2日には、各委員にご参加いただき今年度2回目の地区別教育行政懇談会を開催した。今回は、中部教育事務所管内の中学校で運動部の顧問をしている先生方と「部活動のあり方について」をテーマに、意見交換した。

 8月3日には、高崎地区のいじめ防止フォーラムを眞保委員に見学いただいた。8月8日には太田地区のいじめ防止フォーラムを坂本委員に見学いただいた。

 8月15日には、群馬県戦没者追悼式がぐんまアリーナで開催され、私が出席させていただいた。

 夏休み期間であるが教育委員の皆さま方にいろいろな行事に出席いただいたので、改めて感謝申し上げると共に、感想等を伺えればと思う。

 最初に、8月1日に開催された上毛学舎に入寮する学生との意見交換会について、お話を伺いたい。

(委員)

 8月1日に東京の小田急線の千歳船橋の駅から徒歩で3分くらいの大変好立地にある上毛学舎に伺った。新しい上毛学舎は教育委員会でいろいろな工夫をして建てていただいたものである。私は開寮の時にもお伺いし、真新しい状態を見て、今回約1年を経て拝見したが、学生達が大変きれいに使っていて、今はなかなかない学生の自治、寮の自治を、寮監とともにきちんと伝統を守ってくれているところが大変頼もしく感じた。一旦東京に出るとなかなか地元に戻ってこないということが言われている中ではあるが、群馬県に対する、学生達の気持ちは大変大きなものがあり、いずれの進路を取るにしても、将来群馬県を支えてくれる人材に育ってくれるのではないかと感じた。

(委員)

 私は初めて上毛学舎に伺ったので、中を見学させていただいたが、本当に真新しい施設で、駅も直ぐそこに見える、セキュリティがしっかりしていて、更に風呂場や洗濯場などが非常にきれいで、整っていて、これならもし自分の子がいたら入れたいなとの感想を持った。学生に聞いたらとても住み心地がいいとの返事であり、とてもよかったと思う。夏休み中にもかかわらず9人の学生が話し合いに参加してくださった。2年生と3年生だったが、それぞれの学生が自分の将来像をしっかり見据えて、将来こんなふうに職業を持ちたいというようなことをよく持っているのにびっくりした。もっといい加減なのかと思っていたが、そうではなく、しっかりしているなと思った。その中で、群馬県はとても人が温かいし、空気もいいし、家族もいるし、とても心が落ち着く場所で大好きだという意見がほとんどであった。ただ霞ヶ関で働きたいとか、海外で働きたいとか言う人がいて、これは仕方が無いなと思ったが、条件さえ合えば群馬に戻って働きたいという人もいた。更に、女子に話しかけたときに、将来もっと先を見据えて家庭を持った時、子どもを産んだらどうなのかと聞いたら、群馬に戻ったらよいのかなという考えもちらほら聞かれた。とにかく学生さん達の生の声を聞けてよかったと思う。今後の施策の参考にしていただければよいと思った。

(教育長)

 この関係について補足をさせていただくと、これは教育委員会としての上毛学舎の状況を含めて教育委員に承知していただきたいということに併せて、県全体としても人口減少、若者の県内定着という観点からも、東京に進学した学生達がどういうことを考えて、これから自分の将来を考えているのかというところを、教育委員会だけではなくて、他の部局、具体的に申し上げると産業経済部の労働政策担当者や企画部の未来創生室、総合計画の担当部署からも参加をしていただき、教育委員会の関係だけではなく、県庁全体で大きな、若者定着という観点をしっかり考えて行く上で、生の声を聞かせていただきたいということで一緒に参加していただいたので、補足をさせていただく。

 次に、平成28年度第2回地区別教育行政懇談会に、眞保委員、坂本委員、小池委員、藤原委員にご出席いただき、中学校の部活の関係について、分科会に分かれて熱心に意見交換をしていただいたので、簡単にお話いただければと思う。

(委員)

 先生方が部活動を大変頑張ってなさっているということはお話を伺って、頭が下がるところであった。実際にやはり部活動で難しい点というのは全国的にいろいろ出てきているので、それを解決するために、もう少し違った、社会教育で担うのか、分からないが、部活動をもう少し違う組織というか、違う部門というか、そういったところで少し分散化してやっていかないと、なかなか学校の先生の負担は減っていかないのかというところが心配になった。ただ先生方は本当に頑張って熱意を持ってやられている方達ばかりであるので、先生方のご熱心な気持ちと、全体の抱える課題をどの様な形ですりあわせるのか、そこに課題を感じた。

(委員)

 学校現場で長時間勤務の一番の原因が部活であるということから、何とかならないものかというところから話し合いを始めたが、部活指導については、先生方が本当に沢山の課題を持っていらっしゃった。時間が長いということや、部活に対する保護者の考え方が、かなりまちまちであるとか、専門外の部活の顧問になった時のこととか、安全性の確保とか、非常に課題を持っていることが分かった。その中にあっても部活が子どもたちにとって、とても意義のある活動であるからしっかりやりたいという声が非常に多かったのは頭が下がった。課題解決のために外部人材を取り入れたり、先生の家庭環境を考えて顧問をする部活を決めたりと、学校現場でも結構工夫はしていた。ただこの問題は学校だけで解決できるものではないので、現状を改善していくために、更にいろいろな所との連携を取って、課題解決に向けて方策を練ってくことが大事だと思った。

(委員)

 今回は中部地区だったので、出席されたのはある程度規模の大きな学校の先生で、運動部なので基本的には体育の先生が部活を担っていた。そういうところにも沢山の課題がある。やはり県全体を見ると、学校の規模がどんどん小さくなっている中で、生徒や保護者の期待、なるべくいろいろな運動がしたい、部活がやりたいという希望と、やはり学校規模の関係で、先生の数がどんどん減ってくるので、その中で、外部人材の活用とはいいながら、なかなか大きな課題を背負っている。それ以上に、先生の多忙化の改善ということも含めて考えると、やはりこれは、お二人の委員からもご意見が出たが、学校だけでは解決は難しいであろう。それ以上に、やはり人口減に対応したような部活の在り方、例えば小規模な学校だと、ある特定の種目に絞って部活をするなど、いろいろな工夫が必要になってくる。そういう場合に、是非管理職の立場として、校長先生などが地域と密接に連携をとりながら、学校での部活のあり方を模索していく必要がある。全部担当する先生に任せてしまうというのは完全に時代に合っていないと痛切に感じた。

(委員)

 今回お話を伺った先生は体育の先生が多かった。したがって、部活指導に対して、本当に生きがい、やりがいを感じている。論点を引き出そうと考えていたが、あまりにも使命感等が多かったので、論点の引き出しになかなか苦労した。その中から感じられたのは、やはり教育の一現場だけではこの問題は解決しないということ。もう少し、まさに教育委員会そのものが指導的に行っていかないとなかなか解決できない。そういった問題があると感じた。

(教育長)

 私も藤原委員と同じ分科会で参加した。やはり先生方の意識もあるが、保護者の方の意識も違う。極端な話、もっとやれと言う保護者もいれば、そこそこにと言う保護者もいる。保護者の意識も違う中で、部活の運営をしていかなければならない。非常に先生方が苦労されている。そういう意味で多忙化の中の大きな問題だと改めて意識をさせられた。その中でどうしていったらいいのかというのは他の委員からもお話があったが、やはり学校現場の先生、顧問の先生だけに委ねるというのでは、なかなか課題解決は難しい。やはり学校全体、あるいは保護者の方を巻き込んで、保護者の方にもしっかりした共通認識をもってもらって、より適正な部活動というのを考えて行く必要があると感じた。休養日の取り方についても、文書である程度方向が決まっているといっても、現場で指導をしている先生方が同じような理解をしているかというと、なかなかそうではないなと改めて感じたので、最終的には現場でどの様にしてもらうのがいいのかというのは、学校の中だけではなく、関係部局、あるいは保護者も含めて、しっかり理解をしていただけるような取組を、引き続きいろいろな意見を聞きながら進めていかないと、この部活の問題、多忙化の問題は、対応が難しいと改めて考えさせられたところである。

 次に、8月3日のいじめ防止フォーラム高崎地区について、お願いする。

(委員)

 いじめ防止フォーラムは、今年で4年目になり、洗練されてきたと感じた。今回、いわゆるスマートフォンやSNSなど、ネットでのいじめがテーマに上げられていた。保護者を巻き込んで、保護者の方も懇談の場にいて、随行している教員も懇談の場にいるのが見受けられた。やり方、運営が大変素晴らしくなってきたと感じた。特に主管校である吉井高校の校長先生をはじめとして生徒さん達が大変に頑張っていて、男子が司会などしていた。あのような場で活躍するのは女子が多いのかもしれないが、今回は男子の活躍が大変目立った。立派だと思った。また、来年は高崎高校が主管校だということで高崎高校の校長先生が、生徒会の生徒をだいぶ引き連れて来年のために見学させていて、それを生徒がしっかりメモを取っていて、何にでも興味を持って前向きになされている姿が、さすがだなと思った。ただ、洗練はされてきたが、少しパターン化してきている部分も見えてきている。これは全県的に私学も交えてやっていて良い取組なので、これを今後どの様な形で更にもっと良くしていくのか知恵を引き続き出していかなければならないと感じた。

(教育長)

 8月8日のいじめ防止フォーラム太田地区について、お願いする。

(委員)

 太田のフレックス高校を会場として行われた。フレックス高校の1部2部3部のお子さんがしっかり進行して、一生懸命やっていて、校長先生は子どもたちが頑張ったということで、とても喜んでいた。その中で、私は最初の年からいじめ防止フォーラムに参加していて今回で4度目になるが、児童生徒のいじめ防止に対する意識がかなり深まってきたという感じがする。また、各学校でもいろいろな取組がなされてきていると感じた。最初の会議では表面的な意見等が多かったが、今回の会議では、例えばいじめを見たら自分が助ける、助けた自分が今度はいじめられるターゲットになる、そんな時はどうしたらいいかとか、いじめている本人はいじめている意識がとても薄いが、いじめている人の愚かさを本人に知らせるにはどうしたらいいか、など、かなり具体的な場面を想定して子どもたちが話し合っていた。いじめに対する子どもの一人ひとりの意識が非常に高まって、いじめを自分たちの問題だとして捉えようとする意欲が見られて大変頼もしく感じた。ただ、太田地区では保護者の班別協議がなかった。アンケートを取っていて、アンケートを最後に発表していたが、高崎地区はそうではなかったとのことなので、やはり保護者の協議は非常に難しいのかなと思った。

(教育長)

 8月3日の高崎地区のいじめ防止フォーラムの後に、教育委員会だけではなくて、県のこども未来部などの関係の部局、あるいは更にはいろいろな関係団体の方にお集まりいただいて、いじめ防止対策連絡協議会という会議を引き続き開催させていただいた。高崎地区のフォーラムの代表の方にもそのまま残っていただいて意見交換をさせていただいた。その中で話題になったのはやはりいじめの話だけではなく、課題はいろいろあるが、それぞれの子どもたちの全ての家庭、末端の所まで、子どもたちのいじめを防止するには、こんなことをした方がいいのではないか、SNSでのいじめを防ぐには、こうした方がいいのではないかというような、子どもたちが自分たちで考えたものというのは、やはりそれぞれのお子さんの家庭の中でもしっかり保護者と共有されなければいけないと思うが、なかなかそれが全てのご家庭の所までしっかり認識をしていただく取組は、一番肝心なところだが、実はそれが一番難しい、それをどうしていこうかということが、意見交換の中でだいぶ出た気がする。そういう意味では、そこのところの取組を、関係の所としっかり引き続き意見交換や連携をしながら進めさせていただいて、学校からいじめがなくなるような取組をしていく必要があると改めて認識させていただいた。

9 議案審議

第24号議案 群馬県指定文化財の指定についてを附議

文化財保護課長、原案について説明

異議なく原案のとおり決定

10 教育委員会記者会見資料について

教育委員会記者会見資料について、総務課長が説明。

11 閉会の宣言

午後1時31分、教育長、教育委員会会議の閉会を宣す。

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