10月は群馬県不正軽油撲滅強化月間です!
月間の目的
不正軽油は悪質な脱税行為であるだけでなく、公正な市場競争の妨げ、車両の故障、環境汚染や危険物流出事故など、様々な分野に悪影響を及ぼします。
そこで群馬県では、10月を不正軽油撲滅強化月間と位置づけ、調査、広報を通じた監視をより強化し、不正軽油の流入や使用を防止しています。
※ 不正軽油とは?
群馬県不正軽油撲滅対策協議会
令和2年10月13日に書面により総会を開催しました。総会では、不正軽油の製造・流通を防止するために、地域のネットワークで不正軽油を監視することの重要性を改めて確認し、今後の取り組みについて協議しました。
年間の取り組み
不正軽油の流通防止のため、群馬県不正軽油撲滅対策協議会のスローガン「売らない」、「買わない」、「作らない」に基づき、不正軽油撲滅対策協議会の構成団体が、お互いに連携し、年間を通して監視を徹底しています。
不正軽油撲滅強化月間の取り組み
- 各構成団体が年間を通して円滑に協力ができるように、10月の不正軽油撲滅強化月間は、構成団体が合同で調査・広報することで、担当者間の連携を図っています。
- 各調査・広報を行う際に、「不正軽油110番」を周知徹底し、情報提供先を明確にすることでより多くの情報を収集しています。
不正軽油撲滅強化月間の取り組みの一つとして、路上抜取調査を実施しました
路上抜取調査とは
群馬県警察の協力を得て道路走行中の車両を停車させ、燃料タンクからの採油及び運転手からの聞き取り調査を行うものです。
路上抜取調査 | 結果 |
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全国一斉路上抜取調査 | 3箇所で実施し、計125本を採取 |
栃木県との合同路上抜取調査 | 1箇所で実施し、計35本を採取 |
不正軽油が発見された場合
関係機関と連携を図り、販売ルートや製造元を追跡調査したうえで、適正な処分を行います。
不正軽油に関する情報をお寄せください
不正軽油の撲滅には多くの情報が必要です。
県民のみなさんからも多くの情報をいただけるように、ポケットティッシュやチラシ、ポスターを用いて、不正軽油に関する情報の提供を求めています。
次のような場合には、是非情報をお寄せください。
- 「トラックに灯油を給油している人がいると聞いた」
- 「安い軽油を使ったら車の調子が悪くなった」 など
問い合わせ先:「不正軽油110番! 電話 027-231-2801」(前橋行政県税事務所県税課軽油広域調査係内)
