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ぐんま学生会議 ロールモデルインタビュー【5】山口 紀子さん(前橋市立笂井小学校 校長先生)

前橋市立笂井小学校の校長先生として、人事等の管理職業務や広報業務等を行っている、山口 紀子 さんにお話を伺いました。

取材者:共愛学園前橋国際大学 国際社会学部 3年 新井つかさ、須田美唯奈、根本詩織

1 女性のキャリアアップを支援するような制度が、教育委員会にはございますか。

 校長を含めた公務員は、比較的制度に恵まれていると感じます。出産する際には、産休育休が取れますし、子どもが小さいうちは部分休業を取得できるほか、予防接種に連れて行きたい場合等も休みを取ることが可能です。かなり細かく、女性・男性共に必要である休暇を取ることができます。子どもが小さいうちは、働きやすいように、少しずつ制度が変わってきていると実感しています。

2 先生になられた理由を教えてください。また、お仕事を続ける上でのサポートについて教えてください。

 先生になりたかったからなったというストレートな気持ちがはっきりあったとは言い切れないのですが、この仕事を30年以上辞めずに続けている理由を考えると、人と関わっていたい、人と関わっていきたいという思いがあったからだと思います。人を育てることの難しさ、そして大切さを日々実感しています。毎日が勉強です。
教師になってからは、先輩のサポートや、困難な場面で共に協力し合った教師仲間の存在がありました。声をかけてくれた方、黙って陰から支えてくれた方、色々な方のサポートのおかげで、「一人じゃない」と感じることができ、様々な困難を乗り越えてくることができました。
しかし、子ども達が毎日笑顔で元気に過ごしている姿が何といっても一番の元気の源です。子どもの力はすごいです。

3 先生が考える群馬県の良い所・魅力は何だと思いますか。

 他県の方からは「かかあ天下と空っ風」とよく言われるのですが、群馬県の方は、さばさばとしていて、外部からの人やものをすんなり受け入れてくれるようなおおらかな風土があるように思います。特に群馬の女性は、本当に働き者だと思います。「群馬のかかあは天下一」なのではないでしょうか。

山口校長先生の写真
取材の様子写真

4 どうすれば女性が社会で活躍しやすくなると思いますか。

 男だから、女だからではなくて、できる人ができることをやるという考え方になっていけばいいのではないでしょうか。背の高い人は高い所のものは取りやすいですよね。女性ならでは…例えば、子どもに話を聞く時に、男性の先生の前だと緊張してしまってなかなか話ができない子がいたとしても、女性の先生の前だったら、養護の先生のところだったら話してくれるという場合もあります。その時に得手な人が、必要なところで必要なことをすれば良いというスタンスが広がっていけば良いですね。そうすることで協力を惜しまない仲間意識が育っていきますし、組織としても成長していくのではないでしょうか。

5 女子学生へのアドバイス・応援メッセージ

 女性が様々な職種で頑張っていらっしゃる姿を見ることが多くなって、すごくうれしく感じています。女性だから・男性だからとあまり肩肘を張らずに、一生懸命勉強して、自分のやりたい道を試行錯誤することを厭わず邁進してほしいと思います。あとは、決して一人ではないということ、協力を惜しまない仲間は必ずそばにいます。嫌なことは沢山あるかもしれませんが、やはり、何か任されるようになって達成感を得たときにはどんなに苦労をしても必ず自分の力になります。焦らずに、一歩ずつ一歩ずつ進んでいっていただけるといいなと思います。男性だから、女性だからではなく、できる事をできる人ができる時にやっていくという世の中を皆さんの手で作り出していただきたいなと思います。期待しています。

6 学生の声(感じたこと等)

 笂井小学校は女性だから、男性だからという大きな壁がなく、女性の職員も働きやすそうな環境であり、様々な企業でもこういった環境が整ったら、女性も働きやすくなるのではないかと感じました。また、今回インタビューに協力してくださった山口紀子校長先生は、学校をより良く変えるためには、批判的な意見も受け入れながら課題を解決し、改善を図っていくことはどの組織にも必要と仰っており、本当に学校のことを考えている方、素敵な校長先生だと強く感じました。

集合写真

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