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ぐんま学生会議 ロールモデルインタビュー【6】 村田 康子さん(前橋市立鎌倉中学校 校長)、品川 弘子さん(前橋市立東中学校 校長)

更新日:2017年2月7日 印刷ページ表示

前橋市立鎌倉中学校の村田 康子校長先生と前橋市立東中学校の品川 弘子校長先生にお話を伺いました。

取材者:共愛学園前橋国際大学 国際社会学部 3年 高林佳保里、矢内綾奈、小林もえ、芦田朱莉

1 今後、整備していただきたい制度はありますか。

 育休・産休の制度の充実を図るだけでなく、不妊治療のための休暇が「病気休暇」等になっていくことを希望しています。

2 現在あったらいいなと思う制度はありますか。

 特にありません。今現在ある制度を利用し、年休をどんどん取得するように話しています。

3 前橋市内に女性校長は2人しかいませんが、男性校長と女性校長で異なる点はありますか。

 ありません。校長という職は性差ではなく、能力によって任命されているため、仕事にやりがいを感じており、負担を感じていません。

4 独自の特徴的な取組について教えてください。

 既存の制度を利用しやすくするため、様々な制度について、職員個別に周知する機会を意図的につくったり、年度始めに、校内の仕事や校務分掌について配慮しています。
 幼い子供がいる先生には担任ではなく副担任を任せ、負担になる仕事は避けるよう心がけています。また、全体のバランスを配慮した上で校務分掌を考えています。
 学年会議の時間の配慮、途中で抜け出しにくい空気を作らない、などを心掛けています。また、短期介護・育休・産休等制度等(法律に)基づいて、その人にあった休暇を案内しています。
 ちょっとした休暇を先生方のリフレッシュのために使って欲しいと考えています。

5 仕事と生活の両立にあたって工夫していることを教えてください。

 夫も同じ職業だったため、立場を理解しあえたのは良かったと思います。
 教員同士だと制約される時間が長いため家事を共有していました。
 両親の手はなるべく借りないようにしていたが、どうしても都合がつかない時は、保育園の送迎などを頼んでいました。両親に頼れるというのは力になったと思います。

6 学生へのアドバイス・応援メッセージ

 うまくいったら自分を褒めて、めげそうになったら初心を思い出して対応し、柔軟性、熱い思いを持って取り組んでほしいと思います。
 先が読めない社会の中で、自分の持っている引出を選んで何事も恐れずチャレンジしてほしいです。
 男女の協力の下で仕事をし、男女の平等を図ってもらいたいと思います。

7 学生の声(感じたこと等)

 学校の先生は家事・育児に加え、勉強も同時に行っていかなくてはならないが、その中でお二人は効率的な時間の使い方をされていて、大変素晴らしい方だと思いました。
 昔よりは女性が働きやすい社会になってはいるが、周りの手助けがないとまだまだワークライフバランスを保てないと感じました。
 また、たくさんの制度があるのに活用されていなく、もったいない現状があり、積極的に制度を利用できるように、お互いに配慮し合って男女共に働きやすい環境を作ることが大切だと感じました。仕事と家庭生活を両立するためには周囲の理解や周囲の気遣いが大切であり、学校は男性、女性、誰もが働きやすい環境作りが心掛けられた職場であると感じました。

前橋市立鎌倉中学校インタビューの様子写真1
前橋市立東中学校インタビューの様子写真2

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