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平成21年度の県内温室効果ガス排出量について

 統計指標等を用いて推計した平成21年度の県内温室効果ガス排出量は、1,701万8千トンとなり、前年度に比べ、11.1%減少し、2年連続で減少しました。

 温室効果ガスの約9割を占める二酸化炭素については前年度に比べ6.1%減少しました。平成14年度比では9.5%の減少となり、第2次群馬県地球温暖化対策推進計画(平成18年度~平成22年度)の目標(平成22年度の二酸化炭素排出量を平成14年度比3.2%削減)を下回っています。

 温室効果ガス排出量の減少要因としては次の3点が挙げられます。

  • 平成20年度に発生した金融危機の影響によるエネルギー使用量の減少
  • 原子力発電所の設備利用率の向上等による、電力の排出原単位の改善(平成20年度:0.418kg/kWhから平成21年度0.384kg/kWh)
  • 県内大手企業による六ふっ化硫黄の排出削減(二酸化炭素換算で約100万トン)等、企業等の排出削減努力
表1 県内温室効果ガスの排出状況
区分 平成14年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度
排出量
(千トン)
排出量
(千トン)
対前年比
(%)
排出量
(千トン)
対前年比
(%)
対平成14年度比
(%)
二酸化炭素(CO2)計 17,239 17,655 16,608 15,596 -6.1 -9.5
  エネルギー起源計 16,735 17,219 16,156 15,159 -6.2 -9.4
  産業部門 5,549 6,348 5,651 5,007 -11.4 -9.8
業務部門 2,623 2,860 2,701 2,526 -6.5 -3.7
家庭部門 2,695 2,762 2,653 2,520 -5.0 -6.5
運輸部門 5,866 5,079 4,980 4,935 -0.9 -15.9
その他〔注〕 3 171 171 171    
廃棄物部門 504 436 451 437 -3.1 -13.3
メタン(CH4) 〔注〕 361 363 363 363    
一酸化二窒素(N2O) 〔注〕 661 677 677 677    
ハイドロフルオロカーボン(HFC) 55 94 94 96 2.3 74.6
パーフルオロカーボン(PFC) 238 268 191 159 -16.7 -33.0
六ふっ化硫黄(SF6) 1,097 1,045 1,200 127 -89.4 -88.4
温室効果ガス総計 19,651 20,102 19,134 17,018 -11.1 -13.4

〔注〕:平成20年度以降のエネルギー起源CO2の「その他」、CH4、N2Oは平成19年度数値に固定

図1 県内温室効果ガス排出量の推移

図1 県内温室効果ガス排出量の推移グラフ画像

部門別二酸化炭素排出量

産業部門

  • 平成21年度の排出量は500万7千トンであり、前年度と比べると11.4%減少しました。
  • 前年度の金融危機の影響が平成21年度も引き続き残ったため、製造業の排出量が12.2%、非製造業からの排出量が3.2%それぞれ減少しました。 

業務部門

  • 平成21年度の排出量は252万6千トンであり、前年度と比べると6.5%減少しました。
  • 前年度からの排出量の減少は、東京電力の電力排出原単位が改善したことなどによるものです。

家庭部門

  • 平成21年度の排出量は252万トンであり、前年度と比べると5.0%減少しました。
  • 前年度からの排出量の減少は、東京電力の電力排出原単位が改善したことなどによるものです。

 運輸部門

  • 平成21年度の排出量は493万5千トンであり、前年度と比べると0.9%減少しました。
  • 平成13年度までは増加傾向にありましたが、燃費の改善等により、その後は減少傾向が続いています。 

廃棄物部門

  • 平成21年度の排出量は43万7千トンで、前年度と比べると3.1%の減少となっています。

図2 部門別二酸化炭素排出量の推移

図2 部門別二酸化炭素排出量の推移折れ線グラフ画像

 この推計は、「群馬県温室効果ガス実態調査」(平成21年度実施)の平成19年度の排出量をもとに、鉱工業生産指数、県内エネルギー販売量等の統計指標等を用いた簡易手法によって算出したものです。
 

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