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平成28年度第3回 災害廃棄物処理対策協議会

更新日:2018年3月26日 印刷ページ表示

開催日時

 平成29年3月15日(月曜日)10時00分~12時00分

開催場所

 県庁29階 292会議室

出席者の状況

  • 協議会構成員28名(ほか随行者1名)
  • オブザーバー5名
  • 事務局3名
  • 受託事業者2名

会議記録

1 開会

 司会

2 挨拶

 会長

3 議事

説明事項

(1)群馬県災害廃棄物処理計画の策定案について

(事務局)

  • 資料1及び資料2に基づき説明した。

【副会長】

  • 群馬県では、震災、水害よりも火山噴火の方が危険性が高いと思うので、火山灰の処理について検討し、計画に入ってくるとよいと思う。

【会長】

  • 次年度以降の検討としていただきたい。
  • 本計画は、今後修正される部分もあるだろうが、制定までの流れはどのようなものか。

(事務局)

  • 環境審議会の答申を得、議会にも報告済みであり、今後は内部決裁を経て策定する。

【会長】

  • 先日、新聞記事で、県内に新しい断層(大久保断層)が見つかったとあったが、これは今後計画に入れるのか。

(事務局)

  • 知見が蓄積され、被害想定等ができた後、取り入れる。
(2)平成29年度以降の取組について

(事務局)

  • 資料3に基づき説明した。

【構成員】

  • 2 仮置場候補地のリスト化について、市町村における災害対策用地の確保とあるが、国や県の対応はどのようにするのか。
  • 現在、環境省関東地方環境事務所では関東ブロックの協議会を作って対策をしている。

(事務局)

  • 災害廃棄物は市町村の処理が原則であり、平時の備えとして処理の要である仮置場を市町村において備えていただくという趣旨である。

【会長】

  • 国、県、市町村の責務、役割分担を確認しておく必要がある。
  • 今後は、市町村が主になって災害廃棄物処理計画を策定していくことになる。
  • 災害時に何をすれば良いのか、具体的な行動をイメージして策定することが大切である。

【副会長】

  • 事務局に次の3点を確認したい。
  • (1) 県による市町村の支援について
  • 市町村において、災害廃棄物処理計画の策定に当たり、次のような課題があると考えられる。
  • ア 仮置場や仮設住宅などの用地の確保のために庁内調整が必要
  • イ 避難所ごみは、避難所を運営する職員のさじ加減で多くも少なくもできるため、環境部局と避難所運営部局との連携が必要
  • ウ 防災士など有資格者の活用方法
  • エ 発災時に協定締結団体にしてもらう内容
  • 実のあるものにするためには、作っていく過程で調整に手間をかける必要がある。
  • 県として、一つの市町村における災害廃棄物処理計画の作成に全面的に関与し、課題を抽出し、Q&Aにまとめるなど、具体的に助言することはできないか。
  • (2) 仮置場のリスト化について
  • 市町村、県、国管理の場所を、それぞれがリスト化するのか。各主体が各々管理する場所についてリスト化するのが効率的だと考える。
  • (3) 図上訓練について
  • 訓練は、自治体が主体になって関係部署を集めてするのか、県と市町村の担当者が図上で訓練するだけなのか、図上訓練のイメージを教えてほしい。

【会長】

  • 非常に重要な指摘である。全体を通して言えるのは、現実の災害時は、廃棄物処理以外の業務を同時平行で行う必要があるということである。

(事務局)

  • 今回作成した県計画は第一版であり、調整しなければならない事項があることを承知した上で、策定したいと考えている。
  • 今後、本協議会での検討や意見交換を通じてバーションアップしていきたい。
  • 県計画は、本協議会において協議し、関係者の了解を得て策定しているものである。市町村計画で県計画を引用する場合も、改めて関係団体の了解を得る必要がないので、省力化にもなる。
  • 市町村に完全に寄り添えるか明言できないが、計画の実施や個別の相談など必要な支援をしたい。

【副会長】

  • 事務局の回答には、行政の防災対策のうまくいっていない面が出ている。
  • 地域防災計画がよい例である。まず県が作り、市町村も同様に作るが、ブラッシュアップされず、策定時点で止まってしまっている。策定の段階で、課題が分かっているなら、対処していただきたい。
  • 調整は大変であるが、防災対策には必要不可欠である。災害対応がうまくいったケースは、普段の訓練や研修等で担当者間で顔の見える関係ができている所である。
  • 計画・協定を書面の上で作っただけでは、災害時に動けない。

【会長】

  • 有機的な等の表現があるが、具体的にイメージできるかだと思う。
  • 私が校長を努める群大附属中では、年に3回異なる想定(火災、地震、不審者)で、教職員、生徒が訓練を実施している。やってみるとその場で分かることがある。
  • 図上訓練も、各市町村がイメージできなければならない。(ここが重要である。)

【構成員】

  • 庁内で仮置場について検討してきた。仮置場のリストを公表すると、住民の反対が予想される。
  • 災害時であれば、やむを得ないものと理解され、仮置場として使用できるかもしれないが、平時に公表することは難しいと考えている。

【会長】

  • 各市町村の抱える課題として、承知していただきたい。
(3)その他

(事務局)

  • 国の災害廃棄物対策の現状について、資料4に基づき説明した。

【会長】

  • 国でも、このような動きがあることを承知していただきたい。
質疑応答

【構成員】

  • 次年度以降は計画策定に向け支援があるとのことだが、協議会メンバー以外への支援はどのようになるのか。

(事務局)

  • 県内全市町村に対し行う。

4 閉会

 司会