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令和元年度 第3回ぐんま緑の県民税評価検証委員会実施結果

更新日:2019年11月8日 印刷ページ表示

1.日時

令和元年11月5日(火曜日)10時10分~11時45分

2.会場

桐生合同庁舎2階 大会議室

3.出席者

  • 委員:西野委員長ほか5名
  • 県:桑原森林環境部長ほか9名
  • 事務局:緑化推進課職員4名

(別添出席者名簿のとおり)

4.森林環境部長あいさつ

[略]

5.委員長あいさつ

[略]

6.議事

(1)報告事項

ア 第2回ぐんま緑の県民税評価検証委員会について
イ 平成30年度ぐんま緑の県民基金事業実施報告書について
ウ 令和元年度市町村提案型事業追加採択について

(2)協議事項

ア 第1期事業実施報告書(案)について
イ 市町村提案型事業の評価について

(3)その他

ア 現地視察について
イ その他

7.質疑内容

(司会)
(10時10分 司会 開会を宣言する)

(司会)
森林環境部長からあいさつを申し上げる。

(森林環境部長)
[あいさつ](省略)

(司会)
次に、西野委員長からごあいさつをいただく。

(西野委員長)
[あいさつ](省略)

(司会)
これより議案の審議に移るが、議長は西野委員長にお願いする。

(議長(西野委員長))
まず「第2回ぐんま緑の県民税評価検証委員会」、について説明をお願いする。

(緑化推進課長)
ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業によるクビアカツヤカミキリ対策について、書面による評価検証委員会を開催し承認されたことにより、事業が着手されたことについて口頭により説明。

(議長(西野委員長))
「第2回ぐんま緑の県民税評価検証委員会」について説明いただいた。
第1回評価検証委員会における意見について、迅速に対応されたことに感謝する。ぐんま緑の県民税の「緑」の意味について、もう少しきちんと議論した方が良い。クビアカツヤカミキリ対策は東毛地域の都市の緑を守ることに繋がる。こういった意味ではぐんま緑の県民税も都市緑化を視野に入れた方が良いと思っている。

次に「平成30年度ぐんま緑の県民基金事業実施報告書」について説明をお願いする。

(緑化推進課)
資料1「平成30年度ぐんま緑の県民基金事業実施報告書」により説明。

(議長(西野委員長))
こちらは各委員からの意見を県で集計して頂き、私の方でまとめたものになっている。各委員から質問はあるか。

(各委員)
質問なし。

(議長(西野委員長))
次に「令和元年度市町村提案型事業追加採択」について説明をお願いする。

(緑化推進課)
資料2「令和元年度市町村提案型事業追加採択箇所」により説明。

(議長(西野委員長))
「令和元年度市町村提案型事業追加採択について」説明があった。
県で審査をして全事業採択されたとの報告であるが、よろしいか。

(各委員)
異議なし。

(議長(西野委員長))
次に「第1期事業実施報告書(案)について」説明をお願いする。

(緑化推進課)
資料3「ぐんま緑の県民基金事業実施報告書 平成26~30年度」により説明。

(議長(西野委員長))
「第1期事業実施報告書(案)について」説明いただいた。
委員から意見はないか。

(市川委員)
字が小さく、見にくい。

(議長(西野委員長))
データが多くページの幅が決まってはいるが、もう少し見やすくなるよう事務局に検討をお願いする。
これは最終的には製本するのか。データで公表するのか。

(緑化推進課長)
製本予定である。資料についてはもう少し見やすくなるよう検討する。

(黒田委員)
この報告書はどのように配布する予定なのか。

(緑化推進課長)
関係機関や各市町村等を想定しているが、配布計画はまだ作っていない。できるだけ広く配布して県民に見ていただけるようにしたい。

(黒田委員)
一般県民に見ていただくのであれば、こんなに細かい表はいらない。もっと視覚的に5年間でこんな実績であったと簡単にまとめたものがあると伝わりやすいと思う。

(議長(西野委員長))
この税を導入する際に、一般財源化せず別会計として使い道をすべてガラス張りで公開することが条件であった。そのため、県はこのような細かいところまで作成したのだと思うが、可能であれば概要版を作っていただきたい。

(小井土委員)
今言われたように、一般の方に見ていただけるようなものを作っていただきたい。そうでなければ、税金を納めていてもどのようなことに使っているのか、細かいところまで目を通してもらえないと思う。

(議長(西野委員長))
ぐんま緑の県民税のパンフレットのようなわかりやくすまとめたものをお願いしたい。

(角田委員)
概要版は必要である。できれば色々な場面でこういった資料だけではなく言葉で伝えていくことが必要ではないか。市町村や各地域で色々なイベントを開催しているので、そういった場に資料を置いたりPRの場を設けたりといった活動も効果的だと思う。

(議長(西野委員長))
そういったイベントで配布する際にも概要版は有効だと思う。

(山田委員)
事前に目を通したが、少し厚いと思う。今言われたように、概要版があればイベントのときに配布してぐんま緑の県民税がこのように使われているとPRできる。

(議長(西野委員長))
県には概要版の作成を検討してもらうと同時に、この報告書はどのように活用していくのかを検討してもらいたい。
「第1期事業実施報告書(案)」についてはこの内容で承認とするが、概要版の作成については検討いただくということでよろしいか。

(各委員)
異議なし。

(議長(西野委員長))
次に「市町村提案型事業の評価について」の「(ア)平成29年度開始事業・令和元年度評価」、「(イ)令和元年度評価箇所アンケート集約書」について説明をお願いする。

(緑化推進課)
資料4「ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業の評価(H29年度開始事業・R1年度評価)」、資料5「ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業 平成29年度開始事業・令和元年度評価 アンケート集約書」により説明。

(議長(西野委員長))
「(ア)平成29年度開始事業・令和元年度評価」、「(イ)令和元年度評価箇所アンケート集約書」について説明いただいた。
委員から意見はないか。

(各委員)
特になし。

(議長(西野委員長))
次に「(ウ)アンケート調査実施方法の変更案について」説明をお願いする。

(緑化推進課)
資料6「令和元年度第3回ぐんま緑の県民税評価検証委員会アンケート変更案」により説明。

(議長(西野委員長))
 「(ウ)アンケート調査実施方法の変更案について」説明いただいた。
第1期において税金の使い道を評価するために始めたアンケートであるが、従来の方法では事務量も多く、実施団体にアンケートをする際に自治会の会長が替わってわからなくなることも多くあるとのことである。アンケートを簡略化し、実施団体の事務の負担軽減に繋げるものである。委員から意見はあるか。

(各委員)
意見なし。

(議長(西野委員長))
それでは、案のとおり承認とする。

以上で本日の議題は終了であるが、その他に1点検討していただきたいことがある。
第1期5年間やってきた中で、当初計画された内容が着実に実施できた点は評価できるが、県民の認知度が低いことが問題であるため、もっとわかりやすく見えるようにしていかなければならない。そのため、事務局には他県の先進的な取組を調べて評価検証委員会の場で報告していただき、我々委員も勉強しなければならないと思うがいかがか。

(市川委員)
「現代林業」に暮らしに近い森の防災対策についての記事があり、長野県と三重県の事例が掲載されていた。奥山ではなく身近な場所では、台風などにより道路脇の木が倒れることによって交通障害になったり、電線が断裂されることにより停電の原因になったりとライフラインに深刻な影響を及ぼす。長野県でパブリックコメントを実施したところ、危険木を単木で除去しライフラインの安全を確保してほしいとの意見が出た。三重県でも荒廃した里山・竹林の整備のほかに、人家裏等の荒廃竹林の伐採、倒木のおそれのある危険木の伐採などの要望が多く出ていた。
例えば、道路沿いの危険木を伐採しているところに、ぐんま緑の県民税で伐採していることを表記すれば、多くの人が通るため見える化に繋がると思う。奥山のことばかりではなく、もっと一般の人の目に付く場所にこの県民税が使えたら良い。

(黒田委員)
そもそもぐんま緑の県民税について認識していない人が多いと思う。紙媒体は作ったとしてもなかなか手にしてもらえなかったり、手にしても読んでもらえない。例えば、PVを作ってテレビやイベント等で流す方が認識してもらいやすいと思う。

(小井土委員)
何年か前の大雪のときに電線が倒木で切れ、南牧村で10日間ほど停電が発生した。そのときの教訓からぐんま緑の県民税を使って道路脇15メートルくらい整備したことで、倒木の危険が減り、光が入ることで冬の道路の凍結防止にも繋がった。そのような活用をしているときに看板等でPRをしてほしい。住民は喜んでいるが、何で整備されたのかを知らないため、周知できるようにしていただきたい。

(角田委員)
東毛地域は森林がたくさんあるわけではないため、ぐんま緑の県民税を周知する点ではどうしても弱くなってしまう。先ほど出た意見を中心に、使い道をしっかり知ってもらう活動が大切だと思う。

(山田委員)
今回のぐんま緑の県民税による東毛地域におけるクビアカツヤカミキリ対策において、少し関心をもってもらえたかと思う。そのほかに水源地にも桜が多くあるが、その桜に対するクビアカツヤカミキリの予防対策にも予算をつけていただきたい。

(緑化推進課長)
第2回評価検証委員会で承認されたぐんま緑の県民基金市町村提案型事業は被害木を対象とした事業であり、予防対策ではない。今後検討していき、予防対策に効果的なものがあればぐんま緑の県民税で対応することも可能だと考えている。

(議長(西野委員長))
条件不利地の間伐を行い、公益的機能の高い森林づくりをすることは大きな目標となっているが、人口は山村ではなく都市に偏っている。都市部の身近な緑をどうするのか。ぐんま緑の県民税の「緑」をどう理解するのか。奥山の森林は最優先であるが、都市の緑もこのぐんま緑の県民税を使いながら守っていく必要があるのではないか。見える化して県民にぐんま緑の県民税を知っていただくために、評価検証委員会でも勉強していく必要がある。その素材集めを緑化推進課にお願いしたい。

(緑化推進課長)
第1回評価検証委員会でクビアカツヤカミキリ対策について御意見をいただき新たに取り入れたが、できるだけ県民の要望に沿った事業ができれば良いと思っている。他県で実施している独自課税による事業を緑化推進課においても調査をし、評価検証委員会にてその内容を報告したい。今後部内で検討していく。

(議長(西野委員長))
委員会からの要望として他県の情報収集をお願いしたい。
その他、委員から意見はあるか。

(各委員)
意見なし。

(議長(西野委員長))
これをもって第3回ぐんま緑の県民税評価検証委員会の議事を終了する。

(司会)
その他について、事務局から説明を行う。

(桐生森林事務所長)
資料7「令和元年度第3回ぐんま緑の県民税評価検証委員会現地視察資料」により説明。

(司会)
以上をもって第3回ぐんま緑の県民税評価検証委員会を閉会する。

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