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チャイルドシートの選び方
ひとくちに「チャイルドシート」と言っても、国土交通省の型式指定・認定を受けたものだけで300型式以上あります。
どんなものを選べば良いのでしょうか
まず、チャイルドシートは「自動車乗車中の乳幼児の安全を確保する道具である」ということを認識してください。その上で、次の項目にある内容に注意して選んでください。
安全基準表示のあるもの
国土交通省の安全基準に適合したものを選んでください。
しっかりと保護できるもの
事故の衝撃は、前や後ろからだけでなく、横から来る場合もあります。横からの衝撃でも、頭部をちゃんと保護できるよう、サイドサポートのしっかりしたものを選んでください。
また、背もたれの高さが子供の座高より低いと頭や首にケガをする危険性があるので、背もたれの高さが充分であるかも確認してください。
重くないもの
チャイルドシート自体の重量が重いものは、取り付けなどの扱いが大変なだけでなく、固定が不完全だった場合、事故の時に思わぬ危険を招く可能性があります。おおむね、大人が片手で持ち上げられる程度の重量が、扱いやすいでしょう。
車(座席の形状)に適合しているもの
買ってしまってから「自分の車ではシッカリと固定できなかった」「子供の身体に合わなかった…」では遅すぎます。車の座席に確実に固定できるか、子供がちゃんと座ることができるかを確認してから購入してください。
重心の低いもの
一般的に、座面の位置が低いものは重心も低く、安定度が増します。
重心が高い場合(特に2点固定式のチャイルドシートで取り付けが不完全であった場合)は、事故の衝撃でシートが大きく振られてしまう危険性があります。
衛生的なもの
衛生上、シートのカバーが簡単に脱着でき、洗濯や掃除しやすいものを選びましょう。
チャイルドシート安全基準マーク
国土交通省の安全基準に適合したものには以下のような型式指定マークか、型式認定マークが製品に表示されてあります。
なお、2006年10月にチャイルドシートに関する基準見直しが行われ、自動車基準の国際調和の観点から、国連の車両装置などの型式認定相互承認協定に基づく規則第44号(第4改訂版)と整合が図られました。
(注)
汎用チャイルドシートの場合は、「UNIVERSAL」
車両限定型チャイルドシートの場合は、「SPECIFICVEHICLE」
兼用型チャイルドシートの場合は、「COMPATIBLE」
(注)
汎用チャイルドシートの場合は、「UNIVERSAL」
準汎用チャイルドシートの場合は、「SEMI-UNIVERSAL」
車両限定型チャイルドシートの場合は、「RESTRICTED」
特定車両型チャイルドシートの場合は、「VEHICLE-SPECIFIC」