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「2007ぐんまの家」設計・建設コンクール受賞作品

更新日:2012年7月17日 印刷ページ表示

審査結果

 ぐんまの家」設計・建設コンクールは、群馬県の風土を生かした良質で住みよい住宅を表彰することにより、県民の住宅に関する関心を高め、居住水準の向上及び良好な住環境への啓発を図ることを目的としています。

 平成19年度は、平成18年4月1日から平成5月31日の間に新築及びリフォーム工事の竣工した一戸建ての住宅を対象に平成19年6月1日(金曜日)から平成19年6月29日(金曜日)の募集期間で募集を行いました。

 審査は、地域景観と調和したデザイン、ライフスタイルに適応した平面計画、材料の使い方、適切な価格、施工品質等に重点をおき、選考委員8名によって現地審査も含め厳正に行われました。

 その結果、57点の応募作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、在来木造部門優秀賞2点、設計趣旨部門優秀賞1点、リフォーム部門優秀賞1点、住宅金融支援機構北関東支店長賞1点、入賞8点の合計16点が選ばれました。

受賞作品

名称

設計者

施工者

最優秀賞 小串の家 WOOD’S環境計画工房 (株)津久井工務店

優秀賞

緑風庵
~緑の庭が新旧の縁側を
心地よく、やわらかにつなぐ~

StudioGreenBlue
一級建築士事務所

 

眺望りびんぐの家

(有)HIRO建築工房

(有)阿部建築

在来木造部門優秀賞 夏みかんの家 (株)アーキズム あすか設計 (株)津久井工務店
広縁の家 田村建築設計工房 分離発注
設計趣旨部門優秀賞 吉岡の家 一級建築士事務所
(有)ビオ・ハウス・ジャパン+
前橋工科大学石川研究室
(株)林道ハウジング
リフォーム部門優秀賞

須藤 實邸改修工事

一級建築士事務所 野積基子設計室 野積建設(株)

住宅金融支援機構北関東支店長賞

共に住む あきもとちえこ 松浪建設(株)

選考委員長総評

 今年度から、優秀賞において、在来木造部門優秀賞、リフォーム部門優秀賞、設計趣旨部門優秀賞を設け、群馬県住宅マスタープラン(2006)に基づき、在来木造部門は、県産木材の利活用推進、リフォーム部門は耐震改修の促進及び既存住宅の活用、設計趣旨部門は環境等に配慮した住宅等の推進を目的とし、より多くの作品の応募を期待しました。こうした中、今年度は57点の応募がありました。

 審査作業としましては、一次審査として書類審査にて優秀作品を絞り込み、二次審査として絞り込まれた優秀作品の現地審査を行いました。

 審査にあたりましては、建築主の要望や敷地条件が、いかにうまく設計に反映されているかを主眼とし、地域とマッチした優れたデザインであるか、施工の品質が優れているか、施主への要望が適切に満たされた設計・施工であるかなどにつきまして、総合的に判断させて頂きました。

 全体として、予算面や技術面(平面計画、空間構成、動線計画)について設計者それぞれの創意、工夫が随所に見られ良い作品に仕上がっていました。

最優秀賞「小串の家」

「2007ぐんまの家」最優秀賞「小串の家」外観の画像
「2007ぐんまの家」最優秀賞「小串の家」外観

「2007ぐんまの家」最優秀賞「小串の家」内観の画像
「2007ぐんまの家」最優秀賞「小串の家」内観

選考委員講評

 自然環境に恵まれ、トウカエデの林の一部に建てられていた、別荘の雰囲気を漂わせます。特徴として吹き抜けとガラスを利用し、外部空間と内部を上手く一体化させています。1,2階は大きなワンルーム空間で構成されており、内部から外部への連続性が良く、検査偉材の杉を戸板に用い、間仕切壁に見立て、木質感を醸し出しています。また、北面2階から屋上に出られる月見デッキなど遊び心もあり、若い世代の家を感じさせていました。これから、生活環境が変化して行くと共に育って行く、この家の数年後を見てみたいと思いました。

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