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鳥インフルエンザに関する情報 ~鶏卵・鶏肉の安全性~

 毎年、冬の渡り鳥が飛来する時期になると、各地で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜等の報告があります。平成30年1月11日、今季1例目の鳥インフルエンザが香川県の養鶏場で確認されました。

 内閣府食品安全委員会では「鶏肉・鶏卵は『安全』と考えます」と考え方を発表し、消費者庁でも、「根拠のない噂などにより混乱したりせず、正確な情報に基づいて冷静に対応して」と呼びかけています。

 詳しくは以下をご覧ください。

関係機関(外部リンク)

高病原性鳥インフルエンザとは

 鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。
鳥インフルエンザウイルスの中には高病原性鳥インフルエンザウイルス(注1)があり、家きん(ニワトリや七面鳥など)に対する病原性の強さによって、強毒タイプと弱毒タイプに分類されています。
ニワトリが強毒タイプのウイルスに感染すると、その多くが死んでしまいます。一方、ニワトリが弱毒タイプのウイルスに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合もあります。

(注1)高病原性鳥インフルエンザウイルス
次のいずれかの条件に合うものが高病原性鳥インフルエンザウイルスです。

  • ニワトリの静脈内に接種すると、ニワトリを高い確率で死亡させる
  • ウイルスのHAというタンパク質の一部が、強毒タイプのウイルスのHAに似ている
  • 全てのH5またはH7亜型(※注)(家きんに対する病原性の強さに関係なく)

※注 A型インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるタンパク質であるHA(赤血球凝集素)とNA(ノイラミニダーゼ)の種類によって亜型に分類でき、「H5N1亜型」などと表します。

これまで、ニワトリなどに対して高い病原性があると判定された鳥インフルエンザウイルスは、すべてH5やH7亜型のウイルスです。H5やH7亜型のウイルスの中には病原性の低いものもありますが、これらが家きんの間で感染をくり返すと高い病原性に変異する可能性もあると報告されています。このため日本では、病原性の強さに関わらずH5やH7亜型を高病原性鳥インフルエンザウイルスとして扱っており、感染が広がるのを早めに食い止めることができるようにしています。

鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方

 高病原性鳥インフルエンザの発生に関連して、内閣府食品安全委員会が鶏肉・鶏卵の安全性に関する以下の見解を示しています。

鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方

 鶏肉・鶏卵は「安全」と考えます。

 わが国の現状においては、鶏肉や鶏卵を食べることにより、高病原性鳥インフルエンザがヒトに感染する可能性は、以下の理由から、ないものと考えています。

  • 酸に弱く、胃酸で不活化されると考えられること
  • ヒトの細胞に入り込むための受容体は、鳥のものとは異なること
  • 通常の加熱調理で容易に死滅するので、加熱すればさらに安全

 海外ではヒトへの感染事例が報告されていますが、感染機会としては、病鶏の羽をむしる・解体するといった作業に従事したとき、感染した闘鶏の世話をしたとき、特に症状を示さないが感染しているアヒルと遊んだときなどが報告されています。また、まれなケースとして、感染したアヒルの生の血液を使用した料理を食べたとき、汚染された家きん肉を加熱調理不十分な状態で食べたときなどが考えられると報告されています。

 なお、WHO(世界保健機関)は、鶏などの家きん類にH5N1亜型が集団発生している地域(東南アジア等)では、鶏肉や鶏卵を含む、家きん類の肉及び家きん類由来製品については、食中毒予防の観点からも、十分な加熱調理(全ての部分が70度に到達すること)及び適切な取扱いを行うことが必要であるとしています。

鶏肉・鶏卵は、安全のための措置が講じられています

  • 国産の鶏卵は、卵選別包装施設(GPセンター)で、通常、厚生労働省の定める「衛生管理要領」に基づき、次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤で洗卵されています。
  • 国産の鶏肉は、食鳥処理場で、通常、約60度のもとで脱羽され、最終的に次亜塩素酸ナトリウムを含む冷水で洗浄されています。

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このページについてのお問い合わせ

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