群馬県放射線対策現況
平成23年3月、東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故により大気中に放出された放射性物質は群馬県にも飛来し、一部が地表に降下しました。前例のない事態を受け、県内ではこれまで関係者により、県民の安全を守るための取組があらゆる分野で緊急的、応急的に行われてきました。
事故からの時間が経過するにつれ、県内の状況は一定の落ち着きをみせていますが、この問題については、各分野の連携を一層強化し、全体的な視点から対策を総合的に推進していくことが重要であると考えました。そこで、県内各分野の放射線対策の現況を網羅的に取りまとめ、可能な限り分かりやすくお示しすることとし、平成26年3月、群馬県放射線対策現況第1版を作成しました。その後、放射線対策の進捗が県民の皆様に見えるよう、また、各分野の放射線対策が、全体を見ながら進めていけるよう内容を更新しております。
(1)作成の主旨・目的
- 県内各分野で実施されている放射線対策を総合的に推進するための情報基盤を整備する。
- 県民等に対し、県内の放射能汚染の全体的な状況を分かりやすく伝えるとともに、対策の進捗状況が常に見えるようにする。
(2)執筆・作成
県・市町村放射線対策会議
(3)構成
- はじめに
- 県内の放射能汚染の状況
- 一般環境
- 水道水
- 農林水産物
- 野生の山菜・きのこなど
- 流通食品
- 学校給食
- 廃棄物
- 県内の放射線対策の状況
- 監視・測定
- 低減対策
- その他の対策
- 資料
- 内容の更新
(4)更新について
おおむね年に1回内容を更新します。