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鶏肉・鶏卵について
更新日:2011年3月1日
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鶏肉について
群馬県では、年間で約700万羽前後のブロイラーが生産されています。また、エサや飼育期間・環境などにこだわった銘柄鶏も生産されています。
鶏卵について
群馬県では、年間で約70,000トン前後の鶏卵が生産されています。また、エサや飼育期間・環境などにこだわった特殊卵(銘柄鶏卵)も生産されています。
県が作出した肉用銘柄鶏 ‘上州地鶏’
『上州地鶏(じょうしゅうじどり)』は群馬県畜産試験場で、味のよい国産鶏を主体に、平成元年に作出・改良された肉用の鶏です。
平成18年に本県特産の梅の副産物である梅酢を飼料に加えることにより、肉質の向上が認められ、同年11月、JAS法に定める地鶏の飼養要件を満たしていることから『上州地鶏』と命名されました。
一般的な鶏肉と比べると肉色はより優しい紅色で、弾力に富んだ食感があります。
現在は、群馬県地鶏生産普及促進協議会加入の県内生産者によってのみ飼養されています。
経緯
平成元年
- 群馬県畜産試験場にて銘柄鶏作出
- オス(薩摩鶏系×比内鶏系)×メス(レッドロック系)
平成5年
- 群馬県銘柄鶏普及促進協議会発足
平成18年
- 群馬県畜産試験場において、「梅酢の飼料への利用性と肉質を高める養鶏飼料」の試験により、鶏肉の高品質化と飼料要求率の向上を認める
- 群馬県銘柄鶏普及促進協議会において「上州地鶏」と命名
平成19年
- 商標登録第5102778号(平成20年1月11日)
平成26年
- 群馬県地鶏生産普及促進協議会設立
- 群馬県地鶏生産普及促進協議会公式フェイスブックの運用開始
平成27年
- フルモデルチェンジ
- オス(軍鶏)×メス(レッドコーニッシュ×ホワイトプリマスロック)
- 「桑の葉」給餌の取組みを開始
「群馬県地鶏生産普及促進協議会公式フェイスブッック」についてはこちら
消費拡大の取組み
鶏卵
県産鶏卵の消費拡大及び知識啓発を図るため、毎年8月に「たまごフェスタ」が養鶏農家らにより開催され、その支援を実施しています。
また、付加価値の高い特殊卵の普及を推進しております。