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どろんっ子新聞ナンバー20(その1)

更新日:2017年12月19日 印刷ページ表示

テーマ「みんな知ってる?長野堰用水」

長野堰用水 1コマ 画像
(先生)
今日は高崎市にある長野堰用水について勉強します。

(生徒)
は~い

長野堰用水 2コマ 画像
(先生)
最初に見学するのは頭首工です。
頭首工は、川をせき止めて田んぼなどに使う水を取り入れるための施設だよ。

(生徒)
わー

長野堰用水 3・4コマ 画像
(博士)
この頭首工から群馬の森の方までずーっと水路が続いているんですよね!先生!

(先生)
よく知っているね!
そして長野堰用水は、歴史がとても古いんだよ。
約1100年前に水路のもとが造られたといわれているよ。

(生徒)
え~! 1100年も前から?

長野堰用水 5コマ 画像
(先生)
そうだよ。
昔は機械がなかったから、水路を掘るのは全部手作業で、とっても大変だったんだよ。

長野堰用水6コマ画像

(博士)
長野堰の役割が書かれた大きな石碑も建てられているよ。

(生徒)
この水路を通って、田んぼなどにお水が流れていって、お米が育っているんだね。

長野堰用水8コマ画像

(先生)
次の場所に着きましたよ。
さて問題です。
これは何でしょうか?

長野堰用水9コマ画像

(生徒)
噴水かな?
でもちょっと違うなあ。
なんだろう?

長野堰用水10コマ画像

(博士)
これは【円筒分水堰】といって、水を4つの方向へ平等に分ける施設だよ。

長野堰用水11コマ画像

(先生)
川から水路を通ってきた水は、ここでいったん地下にもぐって、真ん中からあふれ出ているんだよ。
ここに仕切りがあって、自然に4つの方向に分かれるんだ。

長野堰用水12コマ画像

(生徒)
どうして4つの方向に分けなきゃいけないの?

(先生)
お米は水がないと育たないから、昔は水を奪い合う争いがたくさんあったんだ。
その争いをなくすために造られたんだよ。

長野堰用水14コマ画像

(先生)
今では水路沿いに遊歩道を作ったり、花や木を植えたりして、みんなの憩いの場所になっているよ。

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