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交通政策課事業概要

1 基本方針

公共交通ネットワークの構築

1 「生活の足」としての公共交通の確保

 構造的に人口減少、過疎化が進み、乗客のさらなる減少が危惧される中で、地域での暮らしが成り立つように、県民の生活の足としての公共交通を将来にわたっていかに確保していくかが、大きな課題となっています。
 県としては、持続可能で利用しやすい公共交通ネットワークの構築に向けて、市町村等関係機関と検討を行い取り組んでいきます。

2 まちづくりと連結させた「都市交通」の利便性向上

 本県は駅からの2次交通が弱いと言われます。これは、本県の都市がマイカーの利用を前提とした拡散型の都市構造を持つため、都市機能の集積が低く駅の拠点性が弱いことの裏返しでもあります。
 県としては、都市機能の集積を高め市街地を活性化するため、都市の社会資本整備と連結させて、駅の拠点性を高め、基幹駅を拠点とする幹線的バス路線のサービス水準の確保に取り組みます。

3 県内の地域拠点や県外を結ぶ「拠点間交通」の機能強化

 活力ある県土を実現するためには、特色ある地域拠点の活性化を図るとともに、拠点間あるいは拠点と県外とを結ぶ鉄道を始めとした公共交通の機能を強化し、人の交流性を高める必要があります。
 県としては、都市機能を集積し、駅の拠点性を高め、乗客を増やす取り組みと併行して、事業者や関係市町村との連携を密にし、拠点間交通の機能強化に取り組みます。

交通安全対策の推進

1 交通安全に関する普及啓発の推進

 人口10万人あたりの交通人身事故発生件数は、全国平均を大きく上回り常に全国上位にあります。また、交通事故死者数の約半数を高齢者が占めており、子どもから高齢者まで各年齢層に応じた交通安全意識の向上をより一層効果的に図る必要があります。
 県としては、市町村や関係機関・団体等が行う交通安全活動等を県民総ぐるみの運動として実施し、地域の特性・実情に応じた効果的な普及啓発活動を推進します。

2 高齢者の安全運転の確保

 高齢社会の進展に伴い、高齢者の交通事故の増加が懸念されます。
 県としては、高齢者が被害者と加害者にならないよう、参加・体験・実践型の交通安全教室の実施や運転技能を補う安全運転支援システムの普及拡大を図るなど、高齢ドライバーの交通安全対策に努めます。

3 高校生の効果的な交通安全教育の推進

 初心運転者事故者率が全国平均を大きく上回り、また、高校生の自転車事故に占める割合が高い状況が続いています。
 県としては、県教育委員会及び各学校と連携し、スタントマンによる交通事故再現の自転車安全教室を実施し、交通安全ルールやマナーの向上を図り、将来の安全運転者教育の基礎を養います。

4 交通指導員の充実・確保

 児童生徒が安全に登下校できるよう、交通指導員の活動を促進します。

5 交通事故被害者への支援

 交通事故被害者の不安を解消するため、交通事故相談所の運営を図ります。

2 平成28年度主要事業の概要

(1)総合交通政策

 本県における公共交通のあり方について、関係機関で意見交換等を行うとともに、公共交通の利用を促進するため、小学生を対象とした公共交通教室を開催するほか、インターネット上での分かりやすい交通情報の提供などを行います。

事業費(単位:千円)
区分 28年度予算額 27年度予算額 概要
総合交通政策推進 1,383 1,147 公共交通のあり方検討
公共交通機関利用促進  455 1,355 公共交通教室開催等

(2)路線バス対策等

ア)路線バス対策

 県民の日常生活に欠かすことのできない移動手段を確保するため、バスの運行を事業者等に委託している市町村や、赤字の生活交通路線を運行しているバス事業者に対して、運行費や車両購入費等の補助を行うほか、 市町村が行う効果的な運行方法導入に係る試験運行を支援します。
 また、県バス協会や県トラック協会が実施する交通安全対策や環境対策等の事業に対して交付金を交付します。

イ)航空振興

 指定管理者による群馬ヘリポートの管理運営を行うほか、老朽化している施設の修繕等を行います。

事業費(単位:千円)
区分 28度予算額 27度予算額 概要
地方バス路線対策 84,053 75,895 一般乗合バス路線に対する補助
市町村乗合バス振興対策 155,032 147,458 市町村乗合バス路線・効率的運行の試験運行に対する補助
運輸事業者対策 348,058 350,222 県バス協会、県トラック協会に交付金を交付
群馬ヘリポート管理運営  32,208 26,355 群馬ヘリポートの指定管理料・修繕費等

(3)鉄道整備促進

ア)ステーション整備

 鉄道利用の促進と地域の活性化を図るため、市町村等が行う駅や駅周辺交通関連施設の整備等の実施を支援します。

イ)交通施設バリアフリー化推進

 誰もが鉄道を安全かつ円滑に利用できるよう、鉄道事業者等が行う鉄道駅のバリアフリー化事業の実施を支援します。

ウ)幹線交通対策

 鉄道利用者の増加策や鉄道利便性向上策の検討・実施に取り組みます。

事業費(単位:千円)
区分 28年度予算額 27年度予算額 概要
ステーション整備 11,187 10,738
  • 東武鉄道館林駅東口駅前広場整備
  • わたらせ渓谷鐵道大間々駅構内施設改良整備
  • 上信電鉄西吉井駅スロープ設置
交通施設バリアフリー化推進 14,947 6,400
  • JR安中駅バリアフリー施設詳細設計
  • JR沼田駅多機能トイレ設置
  • JR前橋駅ホーム内方線付き点状ブロック設置
  • 東武鉄道館林駅ホーム内方線付き天井ブロック設置
幹線交通対策 645 638 鉄道事業者との連絡調整等

(4)中小私鉄等振興

ア)上毛線活性化・再生対策

 上毛電気鉄道を維持し安全運行を確保するため、会社の経営再建計画に基づき実施する安全性向上等のための設備整備及び線路・電路等の鉄道基盤設備の維持に要する経費に対して、沿線市とともに補助を行います。

イ)上信線活性化・再生対策

 上信電鉄を維持し安全運行を確保するため、会社の経営再建計画に基づき実施する安全性向上等のための設備整備及び線路・電路等の鉄道基盤設備の維持に要する経費に対して、沿線市町村とともに補助を行います。

ウ)わたらせ渓谷線活性化・再生対策

 わたらせ渓谷鐵道を維持し安全運行を確保するため、会社の経営計画に基づき実施する安全性向上等のための設備整備に要する経費に対して、沿線市、栃木県とともに補助を行います。
 

エ)中小私鉄及び第3セクター鉄道対策

 上毛電気鉄道、上信電鉄及びわたらせ渓谷鐵道の各沿線連絡協議会が行う鉄道利用促進対策事業等に対し補助を行います。

事業費(単位:千円)
区分 28年度予算額 27年度予算額 概要
上毛線活性化・再生対策
114,258

111,243
鉄道輸送対策事業費補助
鉄道基盤設備維持費補助
上信線活性化・再生対策
88,191

107,562
鉄道輸送対策事業費補助
鉄道基盤設備維持費補助
わたらせ渓谷線活性化・再生対策
84,667

23,569
鉄道輸送対策事業費補助
中小私鉄及び第3セクター鉄道対策
1,012

970
中小私鉄等振興対策事業補助等

 

(5)交通安全対策の推進

ア)交通指導員活動促進

 市町村に対して新規交通指導員への制服代として補助を行います。

イ)交通安全総合推進

 四季の交通安全運動のほか、各種交通安全の普及啓発活動や交通安全キャンペーン等を行います。
 また、交通指導員や交通安全功労者等の表彰等による交通安全大会を実施します。

ウ)交通安全特別対策

 65歳以上の高齢者又は初心運転者を含む3人1組で153日間の無事故・無違反を目指す交通安全コンテストを実施します。また、地域の高齢者交通安全リーダーを養成する交通安全教室を実施するとともに、反射材を配布して着用促進を図ります。また、高校生を対象にスタントマンによる自転車安全教室等を実施します。

エ)交通事故被害者支援

 交通事故による賠償問題や保険などに関する相談や助言のための相談所運営を図ります。

事業費(単位:千円)
区分 28年度予算額 27年度予算額 概要
交通指導員活動促進 3,750 3,750 交通指導員活動促進費補助
交通安全総合推進 3,658 3,041 四季の交通安全運動
交通安全キャンペ-ン
交通安全大会
自転車マナーアップキャンペーン
交通安全特別対策
(こどもと高齢者の交通事故防止)
2,223 2,348 高齢者・初心者しあわせドライブ
高齢者交通安全協力者養成講習会
スタントマンによる高校生自転車安全教室等
交通事故被害者支援 4,389 4,431 交通事故相談所運営

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