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流域下水道

更新日:2021年10月26日 印刷ページ表示

 流域下水道は、市町村が整備する流域関連公共下水道からの下水を受け、市町村の行政区域を越えて、この下水を排除するための幹線管渠及び中継ポンプ場と、これを処理するための終末処理場とからなっています。そして、その事業は原則として都道府県が主体となって行います。

 この流域下水道方式は、河川などの水質汚濁が大きな社会問題としてクローズアップされてから、これを効率的に解消するための有力な施策として推進されてきたものであり、主に次のような特徴を持っています。

  1. 規定の行政区域界に左右されずに、地形的条件から最も有利な地点に終末処理場を計画することができる。
  2. 各市町村が個々に終末処理場を設置するよりも、終末処理場が集約されることから、全体の建設費及び維持管理費が軽減される。
  3. 都道府県が主体となって終末処理場や幹線管渠を整備するので、単独では下水道整備を行うことが財政的、技術的に難しい市町村でも下水道の整備が円滑に進められる。
  4. 終末処理場が集約されることにより、処理場への流入下水が水量的にも水質的にも均一化され、処理が効率的且つ安定的に成される。
  5. 流域内の各都市の公共下水道の整備が、流域下水道の建設に併せて一体的に実施することができる。

群馬県の流域下水道の概要

 群馬県の流域下水道は、2つの流域で構成され、6つの処理区に分かれています。

 利根川流域別下水道整備総合計画について

1. 利根川上流流域下水道

 奥利根処理区 県央処理区

2. 東毛流域下水道

 西邑楽処理区 桐生処理区 新田処理区 佐波処理区

流域下水道の維持管理

 奥利根、県央、西邑楽、桐生の4つの水質浄化センターでは、平成20年度から包括的民間委託による維持管理を行っています。