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令和元年第3回後期定例県議会 知事提案説明

 第3回後期定例県議会の開会に当たり、提案説明に先立ち、一言申し上げます。

 天皇陛下の御即位に際し、10月22日には「即位礼正殿の儀」に、29日には「饗宴の儀」に参列をさせていただきました。天皇陛下のお言葉に感動し、日本国民であることを心から誇りに感じました。
群馬県民とともに、天皇皇后両陛下の御健勝と皇室のますますの御繁栄をお祈り申し上げます。令和の時代が平和と希望に満ちあふれた時代となることを願うとともに、県民の幸福度を向上させるため全力を尽くして参ります。

 10月12日夜から13日未明にかけて、台風第19号が東日本に上陸しました。全国では死者98名、行方不明者3名、住宅の全半壊が2万1千棟以上という甚大な被害を及ぼし、本県においても、4名の方々が亡くなるなど大きな被害が発生いたしました。お亡くなりになられた方々に対し、哀悼の誠を捧げますとともに、御遺族並びに被害に遭われた全ての方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 県では、12日に災害対策本部を設置し、私自身も本部長として陣頭指揮を執って対応に当たりました。その後、台風が通過した直後の15日には富岡市、17日には嬬恋村において、被害の状況を視察して参りました。自然災害の恐ろしさを目の当たりにし、改めて自然の力の大きさに圧倒される思いでした。
 本県にとって近年経験のない大規模な災害です。本議会に災害復旧を含む補正予算案を提出させていただきましたが、県としては、引き続き市町村や関係機関と協力して、一刻も早い被災地の復旧を進め、県民生活の正常化に向けて全庁体制で取り組んで参ります。
 近年、全国で相次ぐ大規模な自然災害は、県民にとって大きな不安材料です。今後も県民の安心を支えるため、ハード・ソフト両面から防災・減災対策を推進して参ります。

 次に、CSF対策について触れたいと思います。本県が全国有数の養豚県であることから、侵入防止柵設置への補助や消毒ポイントの設置などに最優先で取り組んで参りました。加えて、10月27日からは飼養豚へのワクチン接種を開始することができました。
 また、本県がリーダーシップを執り、関東地方知事会として、CSF対策の強化に関する政府への要望も取りまとめさせていただきました。
 引き続き、県内全域でワクチン接種ができるよう努めるとともに、消毒の徹底や飼養豚の衛生管理基準の遵守を呼びかけて参ります。

 今月4日から5日にかけて知事として初めて外国訪問を行いました。訪問先のベトナムでは、ガン国会議長やミン副首相兼外相をはじめとする要人と面談、現地進出企業や技能実習生送り出し機関の調査などを行って参りました。
 今回の訪問により、ベトナム国との交流を一層深め、より強固な関係を構築できたと考えています。引き続き県内中小企業の事業展開を支援して参ります。また、今回のベトナム訪問の成果も踏まえ、日本人と外国人が相互に理解し合い、安心して暮らせる共生社会づくりのための「群馬モデル」の構築に取り組んで参ります。

 本年10月30日、県民の期待に応え、常に先頭に立ち、全身全霊で「新・群馬」を創造していく決意を表明するためのスタートダッシュプランとして、今後1年間に取り組む様々な政策や事業を取りまとめた「全力疾走366プラン」を発表しました。
 同志である県職員と力を合わせ、群馬県を輝かせる政策を強力に推進していくとともに、構想の実現に当たり、県議会を含む多方面の皆様と積極的かつ建設的な議論を重ねていきます。

 次に、第16次群馬県総合計画について申し上げます。新総合計画の策定については、じっくりと時間をかけて様々な方々と議論をしながら進めていきたいと考えております。
 世界の潮流を踏まえた将来の群馬県の姿を描くため、最新の知識と優れた知見を持った方々からの意見を聴く場として総合計画策定懇談会を立ち上げ、今月15日に第一回の会議を開かせていただきました。
 また、全国的・国際的に活躍されている当代一流の有識者からのヒアリングを行いたいと考えており、その第一弾として、明日27日にはデービッド・アトキンソン氏をお迎えする予定です。これらに加えて、関係団体等と意見交換を行うなど、幅広い方々からの意見を聴き、計画に反映させて参ります。

 それでは、本日提出いたしました議案の大要について、御説明申し上げます。
 今回の提出議案は、予算関係8件、事件議案19件の合計27件です。

「予算関係」

 はじめに、予算関係について御説明いたします。
 一般会計の補正予算額は、271億8,622万円であり、現計予算額と合算いたしますと、補正後の予算額は、8,018億329万円となります。
 主な内容は、台風第19号により被災した道路、河川や学校施設等の復旧事業や被災者への生活再建に向けた支援金等の支給、CSF対策として畜産関係車両を消毒するポイントの継続実施のほか、人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う増額に必要な経費を追加しようとするものです。
 債務負担行為については、県有施設の指定管理に関する協定や、中小企業向け工事の発注時期を平準化するための「ゼロ県債」など、来年度以降にわたる契約の締結が必要な事業の追加に伴い、補正しようとするものです。
 特別会計については、流域下水道事業費特別会計において管渠更生工事等に関する繰越明許費の補正を行おうとするものです。
 また、企業会計については、給与改定に伴う補正を行おうとするものです。

「事件議案」

 次に、事件議案のうち、主なものについて申し上げます。
 第134号議案は、県立世界遺産センターを設置しようとするものです。
 第136号議案及び第142号議案は、人事委員会の勧告に基づき、職員の給与改定等を行おうとするものです。
 第145号議案は、県立自然史博物館附帯ホールなど9施設について、次期指定管理者の指定を行おうとするものです。

 以上、提出議案の大要について御説明申し上げました。
 何とぞ、慎重御審議の上、御議決くださいますよう、お願い申し上げます。

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