「野菜王国・ぐんま」推進計画2020に関する意見の募集結果について
県では、「野菜王国・ぐんま」推進計画2020(案)について、令和2年2月4日から令和2年3月4日までの30日間、郵便、ファクシミリ等により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
このたび、寄せられましたご意見(延べ3件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
なお、寄せられましたご意見につきましては、取りまとめの便宜上、案件ごとに適宜集約させていただいております。
今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
政策等の題名及び公布(予定)日
「野菜王国・ぐんま」推進計画2020
令和2年3月下旬
意見の提出数
合計 2通
(ファクシミリ1通、持参1通)
(意見の延べ総数 3件)
意見の採択により改正した箇所の有・無
無
提出された意見の概要及び意見に対する考え方
1 全体計画について
【意見の概要】
新規就農者の受入では、多様な人材の活用が重要であり、就農希望者が農業経験できる場の提供をお願いしたい。
家族経営農家の配偶者や、女性リーダー育成にも配慮をお願いしたい。
【回答】
県では、就農に向けた支援について、男女等問わず、就農相談や農業体験を始め、技術習得研修など、きめ細かく用意しています。
また、家族経営協定の締結や認定農業者への認定等の推進により、女性農業者の活躍促進に取り組んでいます。
2 重点8品目推進計画について
【意見の概要】
県育成いちご品種「やよいひめ」は、甘さ等が他品種より優れていることが発表されたことから、ブランド化に向けた対策を強化すべきである。
【回答】
県では、いちごを野菜の重点推進8品目の一つに位置づけ、生産振興やブランド化に取り組んでおります。昨年12月には、「Gアナライズ&PRチーム」を立ち上げ、科学的データに基づく、ぐんまの農畜産物の魅力発信に取り組んでおり、その第一弾として「やよいひめ」を取り上げています。今後もブランド力向上に向けた取組を推進していきます。
3 地域別推進計画について
【意見の概要】
東部地域の「すいか」は、基準年に比較して目標年の作付面積と出荷量が減っているが、海外需要が見込めることと、スマート農業の推進により、目標を高めるべきではないか。
【回答】
太田地区のすいかは重点品目「ほうれんそう」との複合経営が定着し、家族労働から雇用活用による企業的経営が進んだ結果、京浜市場に向けた葉菜類の周年供給を主とする生産構造への変化が顕著となっています。
目標値はこういった実情に基づいて設定していますが、品質に高い意識を持つ生産者は多く、関係機関とも連携して計画に定めた産地PRや販売期間拡大など種々の対策に取り組み、「藪塚こだま西瓜」としてのブランド維持に努めていきます。