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吾妻西部地域の農業青年組織が初めて合同勉強会を開催 ~GREENPAL(グリーンパル)とBRASSICA(ブラツシカ)の会員間交流~
平成29年12月21日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
吾妻西部地域の農業青年組織(GREENPAL(グリーンパル)とBRASSICA(ブラツシカ))が初めて合同で勉強会を11/22に開催し、両組織の7人が農業機械の点検整備を学びました。
1 ねらいと背景
吾妻西部地域にはGREENPAL(グリーンパル)高原野菜部とBRASSICA(ブラツシカ)の2組織があり、会員はキャベツ農家後継者だけで構成されています。両組織の目的や在住地域が違うことから、別々に活動を進め、これまでは、会員の関心事項であるキャベツ関連の話題で外部講師等を依頼して独自の勉強会を行っていました。今回は、両会員が農業機械の点検整備に興味を示したことから、初めて合同勉強会を企画しました。
2 取り組み内容
11月22日(水曜日)に嬬恋村大笹の集荷所で「GREENPAL(グリーンパル)・BRASSICA(ブラツシカ)合同勉強会」を開催しました。当日はGREENPAL(グリーンパル)4名、BRASSICA(ブラツシカ)3名が参加し、トラクターやロータリー、ブームスプレーヤーの点検整備の方法を学びました。講師には、関東甲信クボタとNiplo松山株式会社及び丸山製作所の担当者に、GREENPAL(グリーンパル)会員のトラクターやブームスプレーヤーを使い、点検整備のポイントを説明してもらいました。
トラクターのカバーを開けて実際の場所を確認したり、変色などの見分け方を各々勉強しました。参加者は、普段使っていて気になっていたことを質問したり、見る場所を写真に撮ったりして熱心に聞いていました。
3 取り組み成果と今後の方向
2組織の合同勉強会は初の試みでしたが、勉強会中に地域を越えて情報交換をしたり、終了後には連絡先を教え合い、両組織で一緒にご飯を食べに行くなどの交流が見られました。別組織の勉強会でも興味・関心があれば、誘い合って参加できる体制に変化しており、普及指導課では勉強会の企画運営や講師依頼などの支援を続けていきます。
部品の整備方法に聞き入る農業青年
点検場所をのぞいて確認する農業青年