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第3回「セル苗青空勉強会」の開催~嬬恋キャベツセル苗女性農業者の活発な交流~

更新日:2018年4月20日 印刷ページ表示

平成30年4月17日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

キャベツセル苗を管理する女性農業者の要望で、3回目となる嬬恋全域対象の「セル苗青空勉強会」を現地農家ハウスで開催し、約30名が参加して大盛況でした。

1 ねらいと背景

 嬬恋村ではキャベツを一斉に収穫するため、セル苗を使用した場合には、発芽しない苗や心葉が奇形になっている苗などを健全な苗に差し替えて生育を揃えています。小さい苗の時から差し替えするため見分けが難しく、個々の農家の判断に差があり、廃棄ロスや選別に手間がかかることがあります。そこで、セル苗選別基準の情報交換と外に出る機会の少ない女性農業者の交流を目的とし、村内全域のセル苗を管理する女性農業者を対象に勉強会の開催を支援してきました。

2 取り組み内容

 4月3日に高冷地野菜研究センターやJA嬬恋村と連携し、3年目となる「セル苗青空勉強会」を開催し、全セル苗農家の約半数となる30名が参加しました。高冷地野菜研究センターから、奇形苗の差し替え判断基準について説明を受け、吾妻普及からは差し替え基準の現地実証ほの結果と、セル育苗中に発生が多い病害対策の講習をしました。その後は、現地のセル育苗農家のハウス内を見学し、実際の奇形苗と健全苗を見本にJA職員も交えて意見交換を行い、苗選別の理解を深めることができました。

3 今後の方向

 引き続き、新規セル苗導入農家を中心に個別巡回支援を行うとともに、セル苗形質による影響確認実証ほを設置し、検証します。また、青空勉強会の参加者アンケートを実施し、会場や内容をし、女性農業者の情報交換の場を関係機関と連携しながら検討していきます。

熱心に話を聞く女性農業者の写真1
写真1 熱心に話を聞く女性農業者

ハウス内で意見交換する様子写真2 
写真2 ハウス内で意見交換する様子

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