スプレーマム出荷目揃え会の開催

平成30年8月7日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

　ＪＡあがつま花き生産部会では、お盆出荷に向けた目揃え会を開催し、スプレーマムの出荷規格の確認を行いました。

1．ねらいと背景

　吾妻管内は県内有数のスプレーマム産地であり、ＪＡあがつま花き生産部会では共選共販体制をとり全箱を検品出荷するため、市場から高い評価を受けています。そこで、安定した出荷品質の維持を図るために出荷目揃え会と栽培講習会を行いました。

2．取り組み内容

　ＪＡあがつま花き生産部会では、本格的に出荷が始まる前の7月26日に竜ヶ鼻花き集出荷場において共選出荷目揃え会を開催し、生産者38名、市場関係者、ＪＡ等の関係機関が参加しました。
　始めに、市場関係者から市況や入荷量、お盆の見込みなどについて説明し、最近の出荷情勢について理解を深めました。その後、出荷規格表と実際の出荷物を見ながら病害虫の混入の注意や選別・箱詰めの方法について確認し、生産者と市場担当者の意識統一を図ることが出来ました。
　普及指導課からはキクの暑さ対策や今後の病害虫防除について栽培講習を行いました。

3．今後の方向

　吾妻のスプレーマムは品質の良さで高い評価を受けているため、今後も信用される産地となれるよう今まで以上に病害虫防除の徹底ならびに出荷規格の遵守が望まれます。
　普及指導課は市場関係者の生産者へのアドバイスを踏まえ、今後も現地検討会及び戸別巡回を通じて技術指導を行い、花き生産部会の活動を支援していきます。

目揃え会の様子1

目揃え会の様子2

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