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水稲受託作業をメインとした集落営農組合「耕人」の誕生~農村景観の維持と循環型農業を進めるための若手農業者の挑戦~

更新日:2018年10月17日 印刷ページ表示

平成30年9月5日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻東部地域の水稲栽培では、担い手の減少によって、耕作放棄地が年々増加しています。その現状を変えたいとの思いから、中之条町の若手農業者が集落営農組合「耕人」を設立しました。今後は水稲の作業受託を行う事で、地域農業の維持発展を目指していきます。

1.ねらいと背景

 中之条町観光のメインストリートで、四万温泉の入口でもある国道353号線の沿いの水田では、耕作放棄地が年々増加しています。この現状に心を痛めた折田地区の若手農業者は、幹線道路沿いの水田の作業を中心に受託をする「集落営農組合・耕人」を設立しました。折田地区、成田原地区、美野原地区などにて活動を行ないます。

2.取り組み内容

 普及指導課では、平成29年度に、発起人代表者から「集落営農とはどのようなものか」と相談を受けました。その後、JAあがつま、JA群馬担い手サポートセンター、中之条町役場等の担当者と連携し、集落営農組織の設立に向けて検討を重ねました。その結果、組織設立の目的や事業計画を明確にすることができ、規約などをしっかり作成できました。平成30年9月5日には、中之条町役場において、組合員7名(内オペレータ3名)で、集落営農組合「耕人」が設立されました。

3.今後の方向

 秋の水稲収穫の受託作業から本格的な耕人の活動が始まります。普及指導課では、農作業機の効率的な利用推進や業務会計手法の習得などに協力を行い、今後の組織運営を支援していきます。

設立総会の写真
設立総会

4名の組合員集合写真の画像
4名の組合員集合写真

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