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中山間地域でも露地ナスでがっちり~栽培時期を通じた活動支援~

更新日:2019年2月28日 印刷ページ表示

平成30年12月17日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻農業事務所普及指導課では、管内東部地域の夏秋ナス生産者に向けて、隔週の講習会や実証試験などを行い、栽培管理方法の改善や適応性の高い品種の選抜検討などの産地支援を行っています。

1.ねらいと背景

 標高300~650メートルの中山間地帯である吾妻東部地域において、露地ナスは夏秋野菜の主要品目ですが、経営面積が狭く、出荷期間も限られています。生産者の意欲高揚のため、栽培技術の見直しや部会活動を中心とした技術指導の充実を図りました。

2.取り組み内容

(1)栽培技術支援

 昨年度から、6月後半からお盆を除く9月上旬まで講習会を隔週で開催したところ、管理のポイントを逃さず管理ができると好評だったため、各町村毎のほ場で計15回の現地講習会を実施しました(参加者のべ155名)。地区毎に標高が異なるため、生育状況や栽培環境に合わせてきめ細かく管理方法を伝えました。講習会等に参加しにくい方々に対しても、パッケージセンター目揃え会や定植時・苗注文時などの場面で情報を提供しました。

(2)販売支援

 各出荷センターに気象情報や病害虫予察情報を添付すると共に、JA販売担当と状況を確認しながら、定期的に出荷者の品質検査を行いました。
 本年度には、出荷開始期にナスパッケージセンター前で出荷状況を確認したところ、生産者が自然発生的に集まり、自主的な勉強会を開催するようになりました。新規栽培者も収益が見込めたため、次年度に向けて栽培本数を拡大を予定しています。

3.今後の方向

 実証中の品種と台木比較及び次年度対策について、年度末に行われるナスセミナー等で情報提供を行い、引き続き生産振興を図っていきます。

現地講習会写真1
写真1 現地講習会

パッケージセンター目揃え会写真2
写真2 パッケージセンター目揃え会

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