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吾妻郡若手コンニャク生産者冬期研修会を開催

更新日:2019年4月2日 印刷ページ表示

平成31年3月18日発
吾妻農業事務所普及指導課

要約

 吾妻郡内の若手コンニャク生産者を対象に、視察研修会を開催しました。
長野県のコンニャク作業機製造会社に作業機の開発状況やメンテナンスについて学ぶとともに、情報交換を行いコンニャク栽培の理解を深めることができました。

1.ねらいと背景

 吾妻地域は県内有数のコンニャク産地ですが、他の産地で見られるような若手コンニャク生産者でつくるグループがなく、若手生産者同士の連携や情報交換、交流の場が少ない状況にあります。
 そこで、普及指導課では若手生産者(おおむね40才代以下)を対象に、視察研修をとおして技術の向上と交流を進め、若手生産者のネットワークづくりを支援しています。

2.取り組み内容

 平成31年3月11日、5名の若手コンニャク生産者を対象に視察研修会を開催しました。今回の視察では、コンニャクの植付機・堀取機・拾上機を製造している会社へ作業機の開発状況やメンテナンスについての説明を受けました。
 視察担当者から「コンニャク拾上機は販売当初は大規模栽培地域への販売が多かったが、近年は雇用確保が困難のためか中規模出耕作地域でも販売されており、より地域に適した拾上機を現在開発中」との話がありました。また「堀取機は作業後にコンベアの回転部分を洗浄するとさびがつきにくく使用可能年数も長くなる」などの細かい管理を学び、作業機管理上、大変参考になりました。若手栽培者からも「棒生子の植付機を開発してほしい」との要望を伝えるなど有意義な意見交換ができました。

3.今後の方向

 研修後、参加者から「拾上機は省力化が期待できるそうだ、導入を検討したい」、「堀取機のメンテナンスは実践したい」などの声が聞かれました。普及指導課では地域のコンニャク生産の発展のため、引き続き担い手の仲間づくりと栽培管理技術の向上を支援していきます。

工場見学の写真
工場見学

研修のようすの写真
研修のようす

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