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第4回、第5回「セル苗青空勉強会」の開催~嬬恋村キャベツセル苗農家の活発な技術交流の支援~

更新日:2019年4月22日 印刷ページ表示

平成31年4月17日発
吾妻農業事務所 普及指導課

要約

 セル苗育苗を導入した嬬恋村キャベツ農家の要望で、「セル苗青空勉強会」を高冷地野菜研究センターで2日間開催し、のべ約45名が参加して大盛況でした。

1.ねらいと背景

 嬬恋村では、地床苗育苗に加えて、セル苗育苗を始める生産者が増加しています。しかし、セル苗では生育を揃える目的で、特徴がおかしい株などを廃棄し、差し替える作業を行わねばなりません。小さい苗は見分けが難しく、経験が浅いと過剰廃棄になったり、判断に迷い労力が余分にかかっていることから、普及指導課では、セル苗の差し替え基準の指導を行うとともに勉強会を開催しています。

2.取り組み成果

 「勉強会」は、3月27日と4月4日に、高冷地野菜研究センターにて開催し、のべ45名が参加しました。この勉強会の企画と周知についてはJA営農担当職員と連携した取り組みを行っています。セル苗転向後3年目までの農家は24戸ですが、その内8割が出席し、夫婦で参加する家も多く見られました。普及からは苗差し替えの目的とセル育苗中に発生が多い病害の対策講習を行いました。続いて、試験場で取り組んでいる試験研究の説明を受けた後、セル苗実証ほの結果を紹介しながら意見交換を行い、苗選別の理解を深めることができました。

3.今後の方向

 新規セル苗導入農家を中心に個別巡回支援を行うとともに、セル苗実証ほを引き続き設置し、苗選別時の廃棄率や生育経過・収量を確認して苗差し替えの選別効果を次回の勉強会に活用します。

セル育苗の様子を確認する農家たちの写真
写真1セル育苗の様子を確認する農家たち

見分けるポイントを伝え合う女性農業者の写真
写真2見分けるポイントを伝え合う女性農業者

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