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コンニャク「堆肥利用実証ほ」の設置

更新日:2019年6月10日 印刷ページ表示

令和元年5月15日発
吾妻農業事務所 普及指導課

要約

 地域資源である堆肥の有効活用を推進するため、高山村農事研究会と連携して、実証ほの設置を行いました。堆肥を施用することにより、化成肥料使用量の削減効果を検証します。

1.ねらいと背景

 吾妻地域のコンニャク栽培面積は約350ヘクタールで、吾妻東部地域の基幹作物として位置づけられています。近年、化成肥料含め生産資材は高騰傾向にあり、経営面で大きな負担となっています。また、吾妻地域には大規模な畜産農家も多く、家畜有機質の有効利用は大きな課題となっています。普及指導課では、生産コストの低減と環境に優しい農業の推進、地域内の耕畜連携等を目的に各地域の研究組織と連携して化成肥料使用量低減に取り組んでいます。

2.取り組み内容

 普及指導課では、令和元年5月15日に実証ほを設置しました。畜産試験場で開発した「堆肥施用量計算ソフト」を活用し、鶏糞堆肥の成分供給量を算出した後、化成肥料のみを使用する対照区と、堆肥+化成肥料区及び堆肥+化成肥料減肥区の3試験区を設け、堆肥を施用することによる化成肥料の削減効果について検討することとなりました。

3.今後の方向

 農家組織及び関係機関と連携して、実証ほの調査、栽培研修会の開催などの活用を通じて、堆肥の有効活用及び生産コスト低減技術の普及を目指します。

散布した堆肥の様子写真
写真1 散布した堆肥

実証ほ設置作業の様子写真
写真2 実証ほ設置作業

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