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雨よけトマト現地研修会を開催しました
令和元年9月13日発
吾妻農業事務所普及指導課
要約
吾妻東部地域の夏秋トマト栽培の品質向上や収量増加、安定出荷のため、収穫後半に向けた第2回現地研修会を行いました。
1.ねらいと背景
吾妻の夏秋トマトは、「JAあがつま雨よけトマト生産部会」(会員28名)を主体として、標高約400~700メートルの地域で約3.2ヘクタール栽培されています。収穫後半は高値が期待されますが、今年は梅雨明け後の高温などの影響により収量がやや減少しています。
そこで、今後の肥培管理や病害虫対策などをテーマとして、収穫後半の品質や収量の確保のための現地研修会を行いました。
2.取り組み内容
現地研修会は、8月27日にJAあがつま雨よけトマト生産部会の立毛共進会で最優秀賞を受賞した生産者ほ場において開催しました。
まず、園主からこれまでの経過状況を説明していただき、続いて種苗会社から夏秋トマトのこれまでの経過と収穫後半の栽培管理について情報提供をしていただきました。
そして、普及指導課からは、現在までの気象状況と肥培管理を中心に今後の栽培管理や病害虫対策について説明をしました。その後、実際にほ場に入りトマトの生育状況を確認しながら、栽培管理や病害虫についての質問など、活発な情報交換を行うことができました。
3.今後の方向
引き続きJA等関係機関と連携して栽培指導を行い、最後まで高品質のトマトが計画通りにとれるよう支援していきます。また、コンパクトイオンメーターによる栄養診断を定期的に行い、適正な肥培管理などの指導に役立てていきます。
現地研修会の様子1
現地研修会の様子2