令和2年度学校保健統計調査確報について
調査の概要
学校保健統計調査は、学校における幼児、児童、生徒の発育及び健康の状態を明らかにすることで、学校保健行政上必要な法規の作成や施策を検討・立案するための基礎資料を得ることを目的としています。
調査は毎年行われており、文部科学大臣があらかじめ指定する学校において4月1日から6月30日に実施される健康診断の結果を、文部科学大臣が集計及び公表しています。
※注:令和2年度に限り、令和2年4月1日から3月31日
群馬県結果概況
(1)発育状態
身長:男女ともに全国平均よりも下回る傾向にあります
体重:男女ともに全国平均よりも上回る傾向にあります
(2)健康状態
裸眼視力(1.0未満):被患率は、小学校37.8%、中学校59.8%、高等学校67.1%と年齢が進むにつれて高くなる傾向にあります
むし歯(う歯):全国平均より被患率が高い傾向にあります。年齢が進むにつれて一旦低下しますが、13歳以降再び高くなる傾向にあります
ぜん息:被患率は、小学校3.5%、中学校2.4%、高等学校2.2%と年齢が進むにつれて低くなる傾向にあります
(3)肥満・痩身傾向児出現率
肥満傾向児:出現率は、男子はすべての年齢で全国平均を上回りました。女子についても、10歳と12歳を除くすべての年齢で全国平均を上回っています
痩身傾向児:出現率は、男子は15歳が全国平均を大きく上回りましたが、11歳から14歳では全国平均を下回りました。女子は全国平均を下回る傾向にあります
(4)相談員・スクールカウンセラー配置状況
相談員の配置率:週4時間以上の定期配置率…小学校 26.0%(全国12.5%)、中学校 60.7%(全国 26.4%)、高等学校 2.9%(全国 7.0%)
スクールカウンセラーの配置率:小学校100%、中学校100%、高等学校100%(不定期配置を含む)
- 群馬県の結果
学校保健統計調査(群馬県統計情報提供システム:外部リンク) - 全国の結果
学校保健統計調査(文部科学省:外部リンク)