ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 環境森林部 > 環境政策課 > 平成22年12月17日 県立森林公園評価委員会

本文

平成22年12月17日 県立森林公園評価委員会

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

1 日時、場所、出席者

 日時 平成22年12月17日(金曜日)午前10時00分~午後4時
 場所 群馬県庁221会議室
 出席者 県立森林公園評価担当委員

2 議事の概要

(1)県立森林公園「21世紀の森」について指定管理者から説明

  • 施設概要及び指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業等について

(2)県立森林公園「21世紀の森」に関する質疑応答(主なもの)

(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)

Q:入場者数の把握はどうやっているか。またアンケートは取っているか。
A:入場者については駐車台数等から計算し、毎月県に報告している。
 アンケートについては、自由記入ノートを秋から設置した。
Q:苦情等はあるか。
A:イノシシが芝を荒らすので、そういった声は聞かれる。
 熊を見たとかの情報もあり、そういった時は注意喚起している。
 苦情らしき苦情はあまりない。
Q:広大な土地だが、樹木の管理等は大丈夫か。
A:県有林については県が管理している。また、今年は育樹祭があったが、そういうときは別予算がつくので、管理に問題はない。
Q:イベント等の今後の見込みはどうか。
A:目玉である野外音楽祭については、例年通り予算要求をしている。広大な土地を生かしたイベントを続けていきたい。
Q:管理にどれだけの人員で対応しているのか。
A:3名体制で管理している。園内巡視、トイレ掃除等を通常業務として行っている。
Q:間伐林業体験など、県外にもPRして来園してもらう工夫が必要では?
A:この森林公園は自然に近い状態を保っていることが特徴でもある。いざというときに避難する場所もなく、一度に大勢来ても、というところもある。
Q:団体が利用したい場合はどうしたらいいのか。
A:占有して使用する場合には許可申請が必要だが、ちょっと来て使う分には自由に出入りしてもらって構わない。
Q:来園者への接客やPRはどのようにしているか。
A:接客については、お客さんを見かけたら積極的に声を掛けるように指導し、巡視も一日に3~4回実施し、トイレが汚れていたらその都度掃除するようにして、気持ちよく利用してもらえるよう心がけている。PRについては、ホームページを活用している。10月に開設したばかりなので、今後リンク先等も含めて充実させていきたい。
Q:クマ除けの鈴はおいてあるのか。
A:希望者には貸し出している。
事務局:1月から民間有識者を交えたあり方検討委員会を設置する。そこで今後の方向性を検討し、次年度以降の活動につなげていきたい。
委員:自然を残しながら、来園者増にもつながるような運営をお願いしたい。

(3)県立桜山森林公園について指定管理者から説明

  • 施設概要及び指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業等について

(4)県立桜山森林公園に関する質疑応答(主なもの)

(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)

Q:アンケートについて、年間を通じて利用者の声を吸い上げる仕組みはあるか。
A:21年度はシーズンだけの実施だったが、今年度からハガキを置き、いつも意見が吸い上げられるようにしている。
Q:自己評価結果が全てBだが、特に力を入れたところはどこか。
A:PR活動は機会を捉えて広報するなど、力を入れたところと思っている。
Q:市の一般会計支出があるが、これは持ち出しか?
A:市の公園部分の支出である。(桜山公園は45haのうち県立部分が15ha)
Q:アンケートを見ると、来園者の地域別内訳で地元が少ないようだが、地元の利用者増についてどのような働きかけをしていくか。
A:市の広報誌(10月号)に市民優待券を付けた結果、回収数が年間で250枚強であった。
 まだ少ないと思うが、そういったPRをしながら地元の来園者も増やしたい。
Q:来園者数の把握はどのようにしているか。
A:駐車場の台数で係数計算をして算出している。
委員:PRや地域貢献など説明を聞いているとよくやっていると思えるので、自己評価がやや控えめかと思う。もっと良い評価でもいいのでは。

(5)県立みかぼ森林公園について指定管理者から説明

  • 施設概要及び指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業等について

(6)県立みかぼ森林公園に関する質疑応答(主なもの)

(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)

Q:きちんとした地図がないので行きにくいのではないか。
A:来年のデスティネーションキャンペーンに向けて、パンフレットをリニューアル中である。
Q:職員体制や来場者数増加の工夫はどうか。
A:月14日勤務の臨時職員が2名、5月~9月は更に1名増員している。
 自然観察会の反応がよかったので、機会を増やして利用者増につなげていきたい。
Q:地域との連携はどうか。
A:地元の自然保護団体が熱心に協力してくれる。植物の盗掘があった際にも、教えてもらったりして助かっている。
Q:林道の草刈りはどのくらいの頻度で行っているか。
A:管理人が状況を見て適宜行うようにしている。なるべく2人体制の時に1人が刈るようにしている。また、自然保護団体にも手伝ってもらったりしている。貴重な植物があるので草刈りは注意が必要で、こういった専門団体の手助けはありがたい。
Q:子ども達が来たときなど、植物がわかるような写真などはあるか。
A:管理棟にいくつかあるが、自然保護団体の方達からは盗掘の原因になるので好ましくないと言われており、難しいところだ。
事務局:みかぼ森林公園は、環境保全・森林保護といった役割も担っている公園であり特殊である。来園者数は少なめだが、貴重な動植物を地域の団体と守っているという点では、地域貢献度は高いと思っている。
委員:地域の団体が公園を大事にしているのはとてもいいこと。こういった連携の活動が若い世代にも伝わればと思う。

(7)県立森林公園「さくらの里」について指定管理者から説明

  • 施設概要及び指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業等について

(8)県立森林公園「さくらの里」に関する質疑応答(主なもの)

(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)

Q:自己評価がほとんどAだが、計画を上回る実績があったと思って良いか。
A:一生懸命やったと思っているので評価はAとした。
Q:勤務態勢はどうか。
A:月14日勤務の臨時職員を3人雇っている。
Q:さくらの管理には東京から専門家等を呼んだりしているのか。
A:平成11年度に管理委託を受けた時から専門家を呼び、木に名札をつけたりして管理してきており、平成19年度には台帳を作成した。
Q:今後も品種を増やす予定はあるか。
A:ほとんど園芸品種だが病気があって品種を増やすのは難しい。現在の桜を管理するのが精一杯である。
Q:アンケートの中に、自然観察会の回数を増やしてほしいとかキノコ試食会を開いてほしいなどの要望があるが、実施する可能性はあるか。
A:ミニ観察会などは行っている。
Q:トイレの清掃頻度はどうか。また、環境に配慮したトイレになっているか。水洗式か。
A:トイレ清掃は毎日行っている。特にシーズン中は頻繁に行うようにしている。
 駐車場のトイレは循環式を採用しているがその他のトイレはくみ取り式である。
Q:利用者とのトラブルはなかったか。
A:なかった。
委員:トイレは観光地であると考えると水洗の方がいいのでは。
事務局:バイオトイレを導入したいが、改修費に1基当たりおよそ600万円かかる。県立公園について順次改修を行っている。

(9)県立伊香保森林公園について指定管理者から説明

  • 施設概要及び指定管理業務について
  • 管理、運営、サービスについて
  • 広報、自主事業等について

(10)県立伊香保森林公園に関する質疑応答(主なもの)

(委員からの質問…Q、指定管理者からの回答…A)

Q:自己評価で「努力した具体的事項」が空欄のところはどういう解釈か。
A:特に努力したところは記載したが、通常の管理の範囲の部分は空欄とした。
Q:利用者とのトラブルはあったか。
A:なかった。
Q:巡視に行っている時間が多いと管理等が不在になる時間が多いのでは。
A:日によってコースを変えながら巡視をしているので、不在の時間は1日2~3時間程度である。また不在の時には不在の旨の表示をしている。また、不在時の電話は留守電で対応している。(公園内には電波が届かない場所があるため、携帯電話の転送機能は使っていない)
Q:アンケートについて、年間を通して意見を受け付けるような仕組みはあるか。
A:意見箱を設置している。
Q:来場者数の把握はどのようにしているか。
A:カウンターを使って把握している。

(11)今後のスケジュールについて

 事務局から説明
(以上)