土砂災害対策推進計画2021(原案)に関する意見募集について
政策案の概要
このたび、以下のとおり土砂災害対策推進計画の見直しを行うこととし、原案を作成いたしました。
この原案について、広く県民の皆様からご意見を賜るべく、下記の要領で意見を募集いたします。
皆様からいただいたご意見につきましては、県土整備部砂防課においてとりまとめの上、ご意見に対する考え方を付して公表するとともに、最終的な決定の参考とさせていただきます。
1 趣旨および内容
土砂災害対策推進計画は、土石流やがけ崩れなどの土砂災害から県民の生命と財産を守るため、ハザードマップや避難計画の作成などの警戒避難体制構築の支援(ソフト対策)と砂防えん堤やがけ崩れ防止施設などの施設整備(ハード対策)をどのような考え方で、どのように進めていくかを示す県土整備分野の個別基本計画です。
令和元年東日本台風(台風第19号)は、東日本地域を中心に同時多発的に土砂災害・洪水氾濫を発生させ、甚大な被害をもたらしました。
県内でも、87件の土砂災害が発生し、死者4名、負傷者3名、家屋全壊2戸など、甚大な被害を受けたほか、国道や鉄道が寸断され、地域の重要なライフラインが失われるなど、県民生活に多大な影響が出ることとなりました。
このため本県では、今後も気候変動の影響等により同規模の気象災害は毎年のように発生するかもしれないという危機感から、令和元年12月27日に都道府県で初となる群馬・気象災害非常事態宣言を発出しました。
この宣言を踏まえ、県土整備部では頻発化・激甚化する気象災害の新たな脅威にしっかりと対応できる災害レジリエンスナンバーワンの実現に向けて、令和2年12月にぐんま県土整備プラン2020を策定し、ソフトとハードが一体となった防災・減災対策をこれまで以上に加速させることとしました。
このぐんま県土整備プラン2020の策定に合わせて土砂災害対策を一層加速化させるとともに、新たな課題にも対応していくため土砂災害対策推進計画を見直すこととしました。
新たな土砂災害対策推進計画2021では、今まで以上にソフト・ハード対策が一体となった土砂災害対策を計画的かつ重点的に取り組むこととしており、将来、土砂災害による死者・負傷者がゼロとなり、県民生活への土砂災害リスクを限りなく小さくすることを目指して、国、市町村など関係機関との連携により本計画の推進に努めていきます。
2 策定予定期日
令和3年3月(予定)
3 資料入手方法
原案の全文は、以下のリンクよりダウンロードしてください。
また、下記の機関でも入手可能です。
- 県庁砂防課(20階)
- 県庁県民センター(2階)
- 各行政県税事務所
- 各土木事務所
- 土砂災害対策推進計画2021原案_概要版(pdfファイル:1.58MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_1-2章(pdfファイル:414KB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_3.1-3.2章(pdfファイル:686KB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_3.3章(pdfファイル:2.59MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_3.4章その1(pdfファイル:1.12MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_3.4章その2(pdfファイル:2.62MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_4章(pdfファイル:1.22MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_5章(pdfファイル:2.74MB)
- 土砂災害対策推進計画2021原案_巻末資料(pdfファイル:220KB)
意見募集要項
1 募集期間
令和3年1月14日(木)~令和3年2月12日(金)
(必着。ただし郵送の場合は当日消印有効)
2 意見提出対象者
県内に在住、在勤又は在学する個人、県内に事務所又は事業所を有する法人や団体、及び県行政と関係を有する個人・法人や団体
3 提出方法
- 郵便、ファクシミリ、電子メール、持参のいずれかの方法によりご提出ください。
- A4サイズであれば提出様式は自由ですが、原則として、氏名及び住所(法人又は団体の場合は、名称、代表者の氏名及び所在地)並びに連絡先(電話番号又は電子メールアドレス)を記載してください。(匿名での意見提出は、受付いたしません。)
- 電話等による口頭での意見提出は、受付いたしかねますので、あらかじめ御了承ください。
4 留意事項
- ご記入いただいた氏名(法人名等)、住所(所在地)、電話番号、メールアドレスは、提出意見の内容に不明な点があった場合等の連絡・確認のために利用します。
- ご意見に対する個別の回答はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。