土砂災害対策推進計画2021(原案)に関する意見の募集結果について
県では、土砂災害対策推進計画2021について原案を作成し、令和3年1月14日から令和3年2月13日までの30日間、郵便、ファクシミリ、電子メール、持参により、広く県民の皆様から意見の募集を行いました。
このたび、寄せられましたご意見(延べ2件)及びそれに対する県の考え方を下記のとおり取りまとめましたので、公表いたします。
今回、ご意見をお寄せいただきました方々のご協力に厚く御礼申し上げるとともに、今後とも、県行政の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
政策等の題名及び策定(予定)日
- 土砂災害対策推進計画2021
- 令和3年3月策定予定
意見の提出数
合計 1通
(郵便 1通)
(意見の延べ総数 2件)
意見の採択により改正した箇所の有・無(有の場合はその概要)
無
提出された意見の概要及び意見に対する考え方
1 令和元年東日本台風にて土砂流出した下仁田町大字青倉地先の渓流について
【ご意見】
この渓流水路に対して、対策事業が効率よく実施される為に、流下する可能性がある土砂量・降雨流入範囲・林野の荒廃状況など、詳細な調査を早急に実施し、それぞれの関係管理部門(下仁田町、森林事務所、土木事務所)が情報を共有・連携し、効率よく早期に事業が実施されることを望みます。
【回答】
群馬県では膨大な土砂災害の危険箇所が存在していることから、効率的かつ効果的な対策を推進するため、「保全対象」と「地形、斜面の危険度」を総合的に評価した上で優先順位を決定し、ハード対策を順次実施していくこととしています。
なお、災害が発生した箇所や災害の兆候があると判断した箇所については、緊急の現地調査を実施して、ハード対策の有無を判断することとしています。
当該地域の渓流については、過去の台風等の降雨により土砂流出及び側溝水路の溢水が確認できるので、過去の災害履歴や渓流の荒廃状況など、現地の実態を踏まえた調査を実施し、関係機関と調整の上、対応を検討したいと考えています。
なお、排水の流量が不足している末端の側溝水路等については、施設管理者である下仁田町が改善に向けて検討していると聞いています。
【ご意見】
今後の取り組み計画情報(調査結果や対策事業の重要性、緊急性など)を、地域住民へ適時説明を要望します。
【回答】
土砂災害対策事業を実施する箇所については、事業実施前に住民説明会等を実施し地域ニーズの把握に努めて参ります。