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平成29年12月号(めん羊・山羊)

硝酸塩中毒について

どんな病気?

  硝酸塩中毒とは、反芻動物(牛、羊、山羊など)が硝酸塩を含む飼料を大量に摂取することで発症します。硝酸塩は、通常は第一胃の中で微生物に分解され、亜硝酸塩になり最終的にアンモニアになって尿から体外に排出されます。しかし、硝酸塩を多量に含む飼料をたくさん食べ、第一胃内に亜硝酸塩が大量に増えるとそのまま血液中に吸収され、酸素を運ぶ働きを持つヘモグロビンと結合反応を起こし酸素を運べなくしてしまいます。これにより、反芻動物は酸素欠乏を起こし、重篤な場合は死亡することもあります。

通常の飼料を給与した画像
通常の飼料を給与した場合
硝酸塩を多量に含む飼料を給与した画像
硝酸塩を多量に含む飼料を給与した場合

どんな症状?

  • 急性中毒:歩行のふらつき、震え、呼吸困難
  • 慢性中毒:下痢、食欲不振、繁殖障害(流産)、肝機能障害

 症状は、通常、何の前触れもなく突然起こることが多いとされています。また、血液が酸素欠乏によりチョコレート色になります。

どんな飼料に硝酸塩が多い?

  • カブや大根などの根菜類
  • ほうれんそうや小松菜などの葉物類
  • ライ麦やトウモロコシなどの穀類

 これらの植物は窒素肥料を多量に使うため、硝酸塩濃度が高いとされています!

予防や治療法は?

  • まず何よりも、上記の飼料を与えないこと!
  • どうしても与えたい時は他の飼料に少量ずつ混ぜる
  • 治療薬としてはメチレンブルー溶液の投与(静脈内注射なので獣医さんに相談を!)

※急性中毒の場合は処置が間に合わず死亡してしまうこともあります。給与する飼料には十分注意してください!!

第21回群馬県畜産共進会~山羊の部~

 8月24日(木)に全農ぐんま・渋川家畜市場において、第21回群馬県畜産共進会山羊の部が開催されました。管内からは14頭(前橋5頭、北群馬・渋川5頭、佐波・伊勢崎4頭)が出品されました。
 上位入賞山羊は以下のとおりです(敬称略、金賞は中部管内のみ記載)。

【群馬県知事賞】

  • 桐生市 松本 恒春 富士松本17

【(公社)畜産技術協会長賞】

  • 前橋市 望月 衛 もちづき17-1

(第1部)

  • 金賞1席 前橋市 望月 衛 もちづき17-1
  • 金賞 渋川市 長岡 圭一 ながひめ29-2
  • 金賞 渋川市 長岡 圭一 ながひめ29-3
  • 金賞 伊勢崎市 木村 幸雄 いせさちひめ29-1

(第3部)

  • 金賞2席 前橋市 望月 衛 薫風17-2
  • 金賞 渋川市 長岡 圭一 長岡29-1
  • 金賞 渋川市 長岡 圭一 長岡29-4
  • 金賞 前橋市 田部井 光明 粕初花29

(第4部)

  • 金賞2席 前橋市 望月 衛 薫風15-2
第1部金賞1席の山羊の写真
畜産技術協会長賞を受賞した望月さんの山羊
第3部金賞1席の山羊の写真
知事賞を受賞した松本さん(桐生市)の山羊
第3部金賞2席の山羊の写真
第3部金賞2席の望月さんの山羊
第4部金賞2席の山羊の写真
第4部金賞2席の望月さんの山羊
第1部審査風景の写真
第1部の審査の様子

 共進会終了後には、家畜改良センター茨城牧場長野支場の岡部氏により、飼養管理についての講習会が開催されました。
 また、同日交換会も行われました。40頭(前年比12頭増)が出品され、36頭の山羊(雄14頭、雌22頭)の交換が成立しました。全国から多くの購入希望者が来ており、高値で販売されました。

雄(14頭)

  • 最高価格 41,000円
  • 最低価格 26,000円
  • 平均価格 33,356円
  • 前年比 22,007円減

雌(22頭)

  • 最高価格 115,000円
  • 最低価格 70,000円
  • 平均価格 91,955円
  • 前年比 17,308円増
研修会の様子の写真
研修会の様子
交換会の様子の写真
交換会の様子

めん羊・山羊の飼養管理説明会の開催について

 めん羊や山羊を飼育するための情報を集めることは難しく、実際に飼育するために何が必要かを知る機会はあまりないのが現状です。そこで、これからめん羊や山羊を飼育したい人や、すでに飼育していて基本的な飼育管理を知りたい人などを対象にした説明会が開催されます。

開催日時

平成30年1月19日(金)13時30分~16時45分

開催場所

全国家電会館1階大会議室
〒113-0034 東京都文京区湯島3-6-1
電話 03-3832-4291

死亡めん羊・山羊の伝達性海綿状脳症(TSE)検査について

(1)TSEサーベイランス検査のお願い

 TSEの一種であるスクレイピー防疫対策のため、12か月齢以上の死亡めん羊、山羊のTSEサーベイランス検査を行っております。
 12か月齢以上の個体が死亡した際には、家畜保健衛生所へご一報の上、家畜衛生研究所(前橋市富士見町小暮2425-3)への搬入をお願いします。検査手数料は無料です。

(2)年末年始の死亡山羊TSE検査受付について

 年末年始における1歳以上の死亡山羊のTSE検査受付は、次のとおりです。

年末年始における1歳以上の死亡山羊のTSE検査受付
12月 1月
28日(木) 29日(金) 30日(土) 31日(日) 1日(月) 2日(火) 3日(水) 4日(木) 5日(金)
受付 休み 受付 休み 休み 休み 休み 受付 受付

受付場所 家畜衛生研究所(電話 027-288-2106)
受付時間 9時~16時

(3)死亡めん羊・山羊のTSE検査受付日の変更について

 家畜衛生研究所で行っている1歳以上の死亡山羊のTSE検査について、11月から翌年の5月までの期間の受付日が変更となりました。6月から10月までの期間に変更はありません。

11月~5月

(変更前)月曜日から土曜日 9時~16時
(変更後)月曜日から金曜日 9時~16時

6月~10月

(変更なし)月曜日から土曜日 9時~16時

その他の添付資料

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このページについてのお問い合わせ

中部農業事務所 家畜保健衛生課
〒371-0051 前橋市上細井町2142-1
電話 027-288-0371
FAX 027-230-8052
chuunou-kaho@pref.gunma.lg.jp
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