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【1月】農業青年クラブが県外視察を開催 ~農業用機械と加工品販売の工夫を学びました~
渋川地区農業青年クラブ員を対象とした県外視察を開催しました。農業技術革新工学研究センターと道の駅「いちごの里よしみ」の視察し、見識を深めました。クラブ員からは積極的な質疑や要望があり、日頃の経営を見直すよい研修となりました。
1 ねらいと背景
渋川地区農業指導センターでは、農業青年クラブの活動を支援するとともに、農業後継者の視野を広げるため毎年視察研修を実施し、クラブ員の相互交流や経営技術の向上を図っています。今回は農業用機械と加工品販売の工夫を学ぶため、埼玉県へ視察研修に行ってきました。
2 取り組み成果
12月11日に、クラブ員等9名が参加し、農業技術革新工学研究センターと道の駅「いちごの里よしみ」を視察しました。革新工学研究センターでは、最新技術を搭載した農業用機械や開発予定の機械の説明を受けました。中でも最新のいも収穫機を見たクラブ員からは、コンニャクの生子と石を識別できるコンニャクイモ収穫機へ応用してほしいなどの開発要望がありました。日頃の作業を行う中での気づきや要望を共有するよい機会となりました。
いちごの里よしみでは、吉見町の特産品であるイチゴの加工品や新規就農者研修用のイチゴ施設の見学を行いました。地域の特産品を盛り上げる工夫や売り方、パッケージの工夫など、多様な販売戦略を学ぶことができました。イチゴ施設では、研修中の就農希望者から話を聞くことができ、同世代が頑張る姿に刺激を受けていました。
3 今後の方向
視察研修をヒントに、次年度以降のプロジェクト活動やクラブ員の経営目標の検討につなげられるよう、引き続きクラブ活動を支援します。また、若手農業者を対象とした勉強会や研修会を継続して行い、地域農業の担い手の育成に取り組んでいきます。
自動草刈り機の試走
栽培について質問するクラブ員