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【9月】若手農業者の定着に向けて ~「新規就農者の集い」を開催しました~

更新日:2020年11月10日 印刷ページ表示

 8月20日に新規就農者を対象に、「新規就農者の集い」を開催しました。先輩農業者から経営や技術に対するアドバイスや、群馬県の気象に関する講演会も行われ、活発な意見交換がありました。農業者のネットワークづくりのよい機会となりました。

1 ねらいと背景

 「新規就農者の集い」は、新規就農者が先輩農業者から経営に対する考え方や技術を学び、将来の農業経営の参考とすることや、JAや市町村などの関係機関との顔合わせなどを目的に毎年開催されています。今年は集いに併せて、前橋地方気象台の調査官を講師に近年の気象災害と群馬県の気候について講演会が開催されました。

2 取り組み成果

 4人の新規就農者をはじめ、農業青年クラブや農業経営士、農村生活アドバイザー、関係機関など計34名が参加しました。農業経営士と農村生活アドバイザーからのアドバイスでは、自身の経営を振り返って、若手のうちに知見を広げることや食生活の変化を踏まえた農業生産と食事の重要性について講演がありました。新規就農者からは家族経営の悩みなどの質問もあり、活発な意見交換がありました。
 つづいて、前橋地方気象台の調査官から、近年の気象災害と群馬県の気象について講演がありました。温暖化の予測や災害となるときの気象パターン、農業生産者に役立つネット上の気象データの見方が説明され、温暖化が進むことを踏まえた品種選定や作付け計画の作成が必要であるといった気づきがありました。
 昨今の集まりにくい状況での開催となりましたが、今回の集いを通して、新規就農者は地域の仲間や頼りになる先輩農業者の存在を知り、大きな励みとなりました。

3 今後の方向

 新規就農者が引き続き営農を継続できるよう、農業青年クラブ員や関係機関と連携して支援を行っていきます。若手農業者を対象とした勉強会や研修会を通して、農業技術や経営、仲間作りにもつなげていきます。

新規就農者の自己紹介の画像
新規就農者の自己紹介

前橋地方気象台の講演の画像
前橋地方気象台の講演

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