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【6月】コンニャク複合作物「上州ネギ」の取り組みはじまる ~コンニャク複合経営に向けて~

更新日:2021年8月12日 印刷ページ表示

 近年コンニャクイモの価格低迷が続いており、生産者の所得向上を図るため、野菜類との複合経営を進めています。先日、検討を行っている品目の1つである上州ネギの定植を行いました。

1 ねらいと背景

 近年コンニャクイモの価格が低迷しており、生産者の所得向上のために当センターではコンニャク専作から野菜類との複合経営を推進しています。上州ネギは初期投資が少なく価格も安定していることから、複合経営に有望な品目として導入を推進します。

2 取り組み成果

 今年度複合経営に取り組むコンニャク生産者は3名おり、うち1名が上州ネギ栽培に取り組んでいます。今年1月には、西部普及指導課と連携して、安中市の上州ネギ生産者への視察研修を実施しました。
 導入に当たり、初期投資削減とコンニャクでの雇用活用のため、チェーンポット体系ではなく、地床育苗を行いネギロケットで定植を行う体系を選択しました。コンニャク跡地での肥料設計や必要資材の導入について指導を行い、5月下旬には病害の発生も少なく、充分な太さに生育した苗を定植することができました。

3 今後の方向

 上州ネギは本地域では初めての栽培であるため、今後も病害虫防除等の指導を行っていきます。また、コンニャクの価格低迷に対応した複合化を進めるとともに、関係機関と協力し、作業労力の競合等も確認しながら、上州ネギを推進します。

安中市上州ネギ農家の視察画像
安中市上州ネギ農家の視察

渋川市での定植作業画像
渋川市での定植作業

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