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【11月】さとのそら多収穫共励会開催~集落営農法人の経営安定化を目指して~

更新日:2021年1月14日 印刷ページ表示

 麦の収量・品質の向上による法人経営の安定化を目指し、管内法人組織を対象とした「さとのそら多収穫共励会」を開催しました。

1 ねらいと背景

 伊勢崎管内は平成19~29年に26の集落営農法人が設立され、麦作を中心とした経営を展開しています。高齢化による離農や担い手不足が課題となっている水田農業において、集落営農法人は地域水田農業の中核を担う経営体として期待が高まっています。伊勢崎地域では佐波伊勢崎集落営農法人連絡協議会を立ち上げ、法人運営の円滑化と経営の安定化を目指した活動に取り組んでいます。今年度は、麦の収量・品質の向上による産地振興を図るとともに、収益確保による法人経営の安定化を目指し、「さとのそら多収穫共励会」を開催しました。

2 取り組み内容

 令和3年産麦の栽培を控えた10月5日、JA佐波伊勢崎本店において、さとのそら多収穫共励会表彰式を開催しました。令和2年産麦の反収の高かった法人に対して「多収穫賞」を、令和元年産麦と比較して反収を向上させた法人に対して「反収向上賞」を表彰しました。表彰式終了後は、今年産麦で問題となった雑草対策について伊勢崎地区農業指導センター等が講師となって研修を行いました。
 今年産麦は湿害や雹害など気象的要因により反収を下げた法人もありましたが、地域全体では前年度並みの収量を確保しました。また、品質面の向上も見られ、目標としてきた1等Aランクを達成することができました。

3 今後の方向

 JA佐波伊勢崎管内は小麦「さとのそら」の県内最大の産地である一方、収量・品質の低迷が課題となっていました。共励会を契機として、栽培管理の見直しや経営改善に対する意識を高め、法人経営の安定化のみならず、地域全体の収量・品質向上につながるよう支援をしていきます。

多収穫賞表彰写真
多収穫賞表彰

雑草防除対策研修写真
雑草防除対策研修

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