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10月 「JAファームたかさき」の新たな取り組みについて

更新日:2018年1月9日 印刷ページ表示

~地域農業活性化のために~

要約

 「JAファームたかさき」はJAたかさきが出資、設立した農業生産法人です。「JAファームたかさき」は地域農業を維持するためJA自らが農業経営を行い、営農支援、担い手育成などを目的としています。今年度は新たな取り組みとして、野菜の作付け拡大を目的に野菜苗の育苗を行い、地元農家に供給しました。

1 ねらいと背景

 JAたかさき管内では、担い手の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増大など、生産基盤の弱体化が深刻な問題となっています。JA出資型の農業生産法人「JAファームたかさき」は、農地を有効活用した営農を行ったり、現地ほ場を現地研修会に提供したり、新品目の展示ほ場を設置したりするなど、地域農業活性化のための様々な取り組みを行っており、普及指導課は活動を支援しています。

2 取り組み内容

 「JAファームたかさき」では昨年度、管内ではほとんど栽培されていないキャベツを作付し展示ほの役割を果たしました。今年度は「JAファームたかさき」の初めての取り組みとして、キャベツを150トレイ、ブロッコリーを100トレイ播種・育苗し、地域の農家23戸へ販売しました。育苗の手間が軽減されることから、初めて栽培に取り組む農家もでるなど、地域農業の活性化につながりました。また、省力化のため県単事業で導入した定植機の使用方法についての指導も行いました。

3 今後の方向

 西部農業事務所普及指導課では「JAファームたかさき」に対し定例検討会を中心に、情報提供や栽培指導などの活動支援を継続していき、地域農業の活性化を目指します。

育苗中の苗の写真
育苗中の苗

機械による定植実演会の写真
機械による定植実演会

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